四 ~分には(?ぶんには)如果是…程度的话
「分」は名詞でいろいろな使い方があるが、動詞の連体形につき、「?分には」の形で「そのようであるかぎりでは」という意味を表す。
①. 私は自分で日本語を話す分にはあまり不自由を感じないが、通訳となると、ままならぬところがずいぶんある。(自己开口讲日语时倒没觉得有什么太大的障碍,可是做ロ译时反而有很多地方翻得不尽人意。)
②. アルバイ卜をして自分で食べる分には困らないが、もし高い授業料[1] を払うとなるとちよっと無理がある。(靠打エ挣自己的生活费,是没问题的。可是若要挣出昂贵的学费,那就有点困难了。)
③. 一般に人間はなにかの宗教を信じる分には、自由であるが、それを他人に押し付けることは問題である。(一般来说人们信奉某种宗教是自由的。但是若把它强加于别人那就有问题了。)
④. この車は制限速度を守って走る分には何ら支障[2] はないが、スピードを出しすぎると対応出来るような構造になっていない。(这辆车在结构上只要不超速行驶,是没有问题的。可是一旦超速驾驶,那就无法控制了。)
五 ~ときた日には(?ときたひには) 要是,如果是;说到,提到
名詞や用言の終止形につき、前に述べる行動や性質、程度が普通ではない極端な状況を表すもので、「あきれてしまう」といった気持ちを表したり、このような状況では「こうなるのも当然」といった意味を表す。「?ときたら」のやや古めかしい言い方である。
①. 簡単な文字入力なら自分もできるが、なにかの操作ミスでコンピュータが動かないときた日には自分ではどうにもならない。(如果是简单的文字输入,那我自己也行。但要是因为操作構误而使电脑死机的话,那就没有办法对了。)
②. ちょっと持つ分にはそう重いと感じないが、これを持って一時間以上歩かなければならないときた日にはとても耐えられそうにない。(稍微拎ー下的话感觉不到重,但如果是提着它走上ー个多小时,马上就会感到受不了了。)
③. あの子ときた日には、暇さえあれば、コンピュータゲームをやっている、来年高校受験があるというのに、全然勉強しない。(说到那孩子,他只要有时间就玩电脑游戏。明年要考高中了,可是他却一点儿不肯用功。)
④. あの店の経営方針ときた日には、間違っていると思う。いいサービスを提供せず、お客さんからお金を取れるだけ取っているから。(说起这家店的经营方针,我认为是错的.因为他们只顾拼命地向客人收钱,而根本不向客人提供优质服务。)
[1]授業料②【じゅぎょうりょう】【名】
学费。(学校などに···授業を受けるために納める費用。)
△大学の授業料は貧乏な家に対して負担になる。/大学学费对于贫寒的家庭来说是一种负担。
[2]支障◎【ししょう】【名】
(機械の)故障;障碍(前進···妨げ)。
△支障が生ずる。/···生故障(障碍)。
△停電で工···に支障をきたす。/停电给工程带来障碍;停电影响工程。
△支障なく通行する。/通行无阻。