言葉の学習
一、目白押し 挤在一块儿,拥挤不堪
鳥の目白が枝に止まるとき、一か所に何羽も集まって止まる習性があるところから、大勢の人やたくさんの物が一か所に集まって混み合っている様子をいうが、本文中では、書きたいテーマが頭の中にあふれるほどにあるという意味で用いられている。
①. 日本はもう何回も行ったが、行くたびに、スケジュールが目白押し[1] なのでゆっくりと見物できなかった。(日本已经去过好几次了。每次去日程都排得满满的,无法好好地到处看看。)
②. 週に1回の朝市はとてもおもしろい。狭い道端[2] に野菜だの[3] 果物だのを売る露店[4] が目白押しに並んでいる。(一周1次的早市很有趣。狭窄的马路边摆满了蔬菜摊啦,水果摊啦等等。)
③. 書きたいものが目白押しで待っているようだったが.書くとなると、なかなか筆が進まなかった。(想写的东西多得像要涌出来一般。然而当我提笔写的时候却怎么也写不下去。)
④. エジプト文化財の展示会だから、お昼を早くして出かけた。博物館の入りロにいる目白押しの見物人に尻込みし、結局見ないで帰った。(我早早地吃了午饭去看埃及文物展。看着博物馆前吵吵嚷嚷拥挤不堪的人群,我打退堂鼓了,結果没看就回家了。)
⑤. 雑誌では恋愛特集が、テレビでは純愛ドラマが目白押しといった状態だった。「愛」というもののほとんど登場してこない小説ばかり書いていた私さえも、恋愛小説を書き始めた。(现在杂志出恋爱特集、电视上演的尽是爱情故事。就连从不写“爱情”小说的我现在也写起恋爱小说来了。)
二 ベく为了…;必然…;(不)可能
文語の推量を表す助動詞「べし」の連用形で、動詞の終止形に付く。「べし」は古典において意志、当然、可能などを表し、その未然形は「ベから」、連体形は「べき」、終止形は「べし」である。
「ベくもない]という形で「?することはとてもできない」「?はずもない」などの意を表す。当然そうなることが予想されるという意味を表すときには、「動詞べくして同一動詞の過去形」の形も使う。
①. これは、みなさまのお肌に合わせるべく、長年の研究によって完成した、高級化粧品でございます。(这是ー种高级化妆品,是为了适合各位的肌肤经过长期研究研制出来的。)
②. 長年日本語教育に努力をしてくださったことに対し、外国語学部として感謝の意を表すべく、謝恩[5] 送別会を催したいと思います。(系里打算召开ー个欢送会,对您多年来努力从事日语教学表示感谢。)
③. あの人は科学者になるなったような人だ。頭もよいし、勤勉で、少しもたゆまない根気の持ち主だ。(他似乎生来就是当科学家的。脑子好,勤奋,毫不懈息,很有毅力。)
④. 少ない出張費では、飛行機で行くような贅沢を望むべくもなかった。(出差费用很少,别指望可以奢侈地坐飞机去。)
⑤. ここもこういう状態だから、他は推して[6] 知るべし。(这儿都如此,其他就不难想像了。)
[1]目白押し◎【めじろおし】
【名】
(1)拥挤,一个挨着一个。(多くのものが隙間なく並ぶこと。)
△目白押しの群衆。/拥挤的人群。
△予定が目白押しだ。/日程排得满满的。
(2)挤香油游戏。孩子们排成一排互相挤,被挤出队列外的排在队尾重新挤的游戏。(子供が一列に並んで押し合い、列外に押し出された者が列の端について押す遊び。)
[2]道端◎【みちばた】
【名】
道旁,路边。道路的旁边。(道のほとり。路傍。)
△道端で遊ぶ。/在路边玩。
[3]だの◎【だの】
【助】
……啦、……啦。(物事を列挙するのに用いる。)
△そばだのうどんだの、めん類なら何でも好きだ。/荞麦面条啦,小麦面条啦,凡是面条都喜欢。
△腹がすいただの疲れただのと言わないで少しは仕事をしなさい。/别说什么肚子饿了、累了之类的话,做点工作吧!
△彼はなんだのかんだのと理屈ばかりこねている。/他不管什么事都喜欢强词夺理。
[4]露店◎【ろてん】
【名】
摊子,摊儿;摊床,摆摊子的,摆摊儿的。(露店商が設ける簡単な店。)
△露店を出す。/摆摊儿。
[5]謝恩◎【しゃおん】
【名·自动·三类】
谢恩,报恩。(受けた恩に感謝の意を表すこと。)
△謝恩会。/报恩会;谢师宴。
[6]推す②【おす】
【他动·一类】
(1)推断,推测,推想,推论。(おしはかる。)
△あの口ぶりから推すとおそらく失敗だろう。/从口气上推测恐怕是失败了。
△ひとつのことから推して他のことも知る。/举一反三。
(2)推荐,推举,推选。(すすめる。)
△彼を後任の社長に推す。/推举他当下一期经理。
△彼は推されて議長となった。/他被推选为会议主席。
△わたしはこの作品を推す。/我推荐这部作品。
(3)推戴。(上位にいただく。)
△会長に推す。/推戴会长。
箱書き 这里的意思是“分场景要点”