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    愛しさ 優しさ すべて投げ出してもいい

《日语综合教程》第六册 第六課 読み物 まぼろしの“タカオトンボ”

    (たと)えば、昆虫(こんちゅう)採集(さいしゅう)には捕虫網(ほちゅうあみ)必需(ひつじゅ)(ひん)である。(いま)ならば(ちち)(はは)がデパートの夏休(なつやす)コーナー[1] なんかでワンセット[2] そろえてくれるだろう。ボクはそれを自分(じぶん)のアイデアと工夫(くふう)ですベてやった。いや(べつ)にたいしたことはない。捕虫網(ほちゅうあみ)(たけ)裏山(うらやま)[3] にいくらでも自生(じせい)[4] していた。(あみ)使(つか)(ふる)しの蚊帳(かや)[5] だった。蚊帳(かや)()ごろの部分(ぶぶん)()って(ふくろ)(じょう)()[6] ()(かた)は、毎晩(まいばん)(つくろ)(もの)[7] をするおふくろの針仕事(はりしごと)[8] ()ていて(おぼ)えた程度(ていど)である。あとは納屋(なや)[9] からハリガネ[10] ()つけてきて()をつくればでき()がり。

    採集(さいしゅう)した(ちょう)標本(ひょうほん)にするには(むし)ピンが必要(ひつよう)である。(はじ)めのうちはおふくろの裁縫(さいほう)[11] (ばこ)木綿(もめん)[12] (はり)失敬(しっけい)[13] した。しかしそれには(かぎ)りがあった。(むし)ピン[14] をほしいと(おも)ったが(まち)(とお)い。(かり)(まち)()ったにしても、当時(とうじ)はたして[15] ()ってたかどうか。(きゅう)すれば(つう)[16] とはよく()ったものである。()(かい)(ふる)びた[17] 蓄音機(ちくおんき)[18] (いち)(だい)あった。七十八(ななじゅうはち)回転(かいてん)で、ハリ[19] 使(つか)って()くアレである。その使用(しよう)()[20] のハリがボクの(むし)ピンとなった。

    周囲(しゅうい)(やま)だから採集(さいしゅう)(じょう)不自由(ふじゆう)はなかった。だが(ちょう)はどこへ()ってもいるというわけではない。一般(いっぱん)(てき)()えば、(はな)()いていればそこで()てばよいわけだが、やってみるとそう単純(たんじゅん)なものではない。カブトムシ[21] やクワガタのようにナラやクヌギ[22] 樹液(じゅえき)(この)(ちょう)もいる。(はる)(がた)夏型(なつがた)(おお)きさや紋様(もんよう)()えるものもいるし、オス[23] メス[24] がまるで別種(べっしゅ)のような(ちょう)もいる。そうしたことは夢中(むちゅう)でやり()ぐなかからしだいにわかってきた。どうやらボクは行動(こうどう)先行(せんこう)(がた)のガキだったように(おも)う。理論(りろん)(とう)()(つぎ)[25] で、ムチヤクチヤに行動(こうどう)するなかから、(なに)かしらの法則(ほうそく)()つけ()すのが(つね)だった。

    新種(しんしゅ)[26] (ちょう)捕獲(ほかく)[27] 歓喜(かんき)[28] したのは、メスグロヒョウモン[29] のメスを()らえた(とき)だった。メスグロヒヨウモンのメスは、オスとは(まった)(ちが)紋様(もんよう)であるばかりか、ちょっと()にはヒョウモン(るい)(ちょう)とさえ(おも)えなかったからである。当然(とうぜん)図鑑(ずかん)[30] ()落胆(らくたん)[31] する結果(けっか)となったわけだが、いつの()新種(しんしゅ)(ちょう)発見(はっけん)し、それに「タカオチョウ」なる名前(なまえ)をつけたいなどと、途方(とほう)[32] もないことを(かんが)えるようになっていた。


 [1]コーナー①【こーなー】

【名】【英】corner

1)隅,角。(かど。隅。)

△部屋のコーナーを利用する。/利用屋角。

△コーナーを曲がる。拐角

2)角球。(野球で、アウト·コーナーおよびイン·コーナーの総称。)

△コーナー·キック。/踢角球。

△コーナー·ワーク。/投角球。

△コーナーに球を投げ込む。/把球投向角。

3柜。(デパートなどで特定の商品を扱う売り場の一区画。)

△相談コーナー。/服台。

4)相角,像角。(写真の四隅をアルバムに貼るのに用いる飾り紙。)

 [2]ワンセット③【わんせっと】

【名】【英】one set

。一套。一副。((組み合わせの)ひとそろい。)

△ワンセット主義。/一条

 [3]裏山◎【うらやま】

【名】

1)后的山,后山。(家の裏手の山。)

△裏山に逃げた。/逃到后山去了。

2)山阴。(山の,日当たりの悪い側。)

△裏山に咲く花はどんなに生命力強いだろう。/生在背阴的花生命力有多旺盛啊。

3)日本地名。(日本の地名。愛知県と福島県にある。)

 [4]自生◎【じせい】

【名·自サ変】

自生,野生。植物自身繁殖生(植物がひとりで繁殖すること。)

△椿の自生地。/山茶花的自生地。

 [5]蚊帳◎【かや】

【名】

。(寝室につりさげて蚊を防ぐ、目の細かい網のおおい。)

△蚊帳の外。/局外人。

 [6]縫う①【ぬう】

【他·一

1缝纫 合。(糸を通した針で布や皮などを刺し綴る。衣服を作る。)

△ミシンで縫う。/用缝纫

△着物を縫う。/衣服。

△きずは3針ほど縫った。了三

2)刺花。(縫取りをする。刺繍をする。)

△もようを縫う。/花。

3)穿。(物と物との間を左右に曲折しながら通る。通り抜ける。)

△人ごみを縫って行く。/在人群中穿行。

△川が山の中を縫って流れている。/河在山中蜿蜒穿流。

△多くの車の間を縫って走る。/(驾驶)在多汽中穿行。

 [7]繕い物【つくろいもの】

[繕う]缝补衣服;[縫うもの]该缝补的衣服.

 夜おそくまで繕い物をする/缝补衣服到深夜.

 [8]針仕事③【はりしごと】

【名】

针线活。(裁縫。縫い物。)

△針仕事をする。/做针线活。

△針仕事がうまい。/针线活做得好。

△針仕事で暮らしをたてる。/靠做针线日子(持生活)。

 [9]納屋①【なや】

【名】

1(家的)仓库藏室。(別棟に設けた物置用の小屋。)

△納屋からくわを出す。/从仓库拿出锄头。寄居在仓库

2)(日本中世主要建造于海的)商仓库(中世後に、海産物およびその加工品を収蔵するために港町に設けられた倉庫。)

△納屋で寝泊りする。/寄居在仓库

 [10]針金◎【はりがね】

【名】

铁丝铜丝钢丝。(金属を細い線条にしたもの。)

△針金切り。/钢丝断)

△針金差し。/线线规

△針金を切る。/剪断铁丝

△針金でしばる。/用铁丝捆上。

 [11]裁縫◎【さいほう】

【名·自·三

缝纫;(做)针线活儿。(布を一定の形に裁ち、衣服などに縫い上げること。)

△裁縫が上手だ。/针线活儿做得好。

△裁縫を習う。/学缝纫

△裁縫学校。/缝纫学校。

△裁縫師。/缝纫师;裁;成衣匠。

△裁縫道具入れ。/缝纫工具箱;针线盒。

 [12]木綿◎【もめん】

【名】

1)棉花。从棉桃种子上取的纤维(綿(わた)の種子からとった繊維。衣料用として広く用いられる。綿花。)

2)棉品,棉、棉布,棉线(木綿糸。また、それで織った布。)

△このシャツは木綿ですか,絹ですか。衣是布的的?

 [13]失敬③【しっけい】

【名】【形動】【自他サ】【感】

1)失礼,不起。(わびる。)

△失敬、待たせてしまって。不起,你久等了。

2)没有礼貌,侮蔑。(無礼。

△失敬な男。/失礼的人。

3,悄悄拿走。(盗む。)

△ホテルのスプーンを失敬する。/将旅走。

4)告,再。(別れる。)

△ここで失敬しよう。/在此告

 [14]ピン【ピン】

1)[虫ピン]大头针;[安全ピン]别针,;[ヘアピン]发夹,.

1)[虫ピン]大头针;[安全ピン]别针,;[ヘアピン]发夹,.

△ピンで留める/用大头针别.

△ピン·カール/用卡卷(的).

2)〈機〉栓,,,支杆.

△ピン·キー/销键.

3)〈ボーリング〉木柱,球柱.

4)〈ゴルフ〉小旗竿.

 [15]果たして②【はたして】

【副】

1)果然。(思っていたように。)

△果たして思ったとおりだった。/果然不出所料。

△果たして事実だった。/果然是事

2)果真。真的。到底。与表示疑、假定的一起使用。(まことに。)

△果たしてそのとおりか。どうもあやしい。/果真是那样吗?大有可疑。

△これは果たして本物だろうか。到底是真西

△果たしてまた会えるだろうか。/到底上一面

 [16]通ずる◎③【つうずる】

【自他·三

1)通,通往。(道筋が他とつながる。また、道筋をつける。)

△電話が通ずる。/通电话

2)通会,了解。(意志やものの意味などが相手に伝わる。また、伝える。)

△冗談が通じない。/不懂得玩笑;不懂得幽默。

3)私通;勾通,通(相手とつながりをもつ。また、つながりをつける。)

△敵に通ずる。/通

4)(大小便)通。(大小便が出る。

△小便が通ずる。/小便通。

 [17]古びる③【ふるびる】

【自·二

旧,旧。(古くなる。古くさくなる。)

△古びた服。/旧衣服。

 [18]蓄音機③【ちくおんき】

【名】

留声机。(円盤レコードの溝に針を接触させ、録音した音を再生する装置。回転台·ピックアップ·サウンドボックスからなる。)

 [19]針①【はり】

【名】

1。(縫い、刺し、引っ掛け、液を注ぎなどするのに用いる、細長くとがった道具の総称。)

△ミシン針。/缝纫

△ししゅう針。/

△針に糸を通す。/穿

△針さしに針が何本かさしてある。扎儿上插着几根

△針のめど。/鼻儿;孔。

△ホッチキスの針がなくなる。/钉书机的没有了。

△針の目がたいへん細かい。/脚很密。

△針が落ちても聞こえるほど静かだった。/寂静得掉在地上都听得

△針で刺すように足が痛んだ。/脚疼得跟扎的一

2状物。(細く先のとがった針に似た物。

△注射針。/注射针头

△磁石の針。/罗盘针

△時計の針。/表

△レコードの針。/唱

△とめ針。/别针;大头针

3)裁。(裁縫のこと。)

△針を運ぶ。/运缝纫

△傷口を5針縫う。/

4方感情。(害意を持つ人心。)

△言葉に針がある。/刺。

5)針の山。/山,比境况苦。

6)針ほどの穴から棒ほどの風が来る。里的叫人冷的够呛

7)針ほどのことを棒ほどに言う。/夸大其

8)針を蔵に積みてもたまらぬ。/零钱积得再多也成不了大富翁。

9)針を含む。/含沙射影。

10)針を持って地を刺す。/管

 [20]使用済み【しようずみ】

使用完,用完。

 [21]かぶとむし③【かぶとむし】

【名】

独角仙。(コガネムシ科の昆虫。体長45センチ。体は黒褐色でつやがあり、雄は頭に角をもつ。主に夜活動し、クヌギ·サイカチなどの樹液を吸う。

△かぶとむし類。/鞘翅目。

 [22]くぬぎ◎【くぬぎ】

【名】

,柞。(ブナ科の落葉高木。山野に多く、樹皮は暗灰色で裂け目が多い。葉は長楕円形で縁にぎざぎざがある。5月ごろ、雄花と雌花とが咲く。2年目の秋に球状のどんぐりがなり、食べられる。材は炭やシイタケの原木に、樹皮·実は染料に使われる。つるばみ。くのぎ。くにぎ。)

 [23]オス②【おす】

【名】

生物中雄性。也指比如像螺栓螺母,以及管等五金件的螺栓,螺母被称メス。(動物の性別で、精巣をもち、精子をつくるほう。また、植物で雄花をつけるもの。

△オスの寿命が短い。/雄性的寿命短。

 [24]雌②【めす】

【名】

雌,母。(動物の性別で、卵巣を持ち、卵や子を産むほう。

雌馬。/牝

それは雌か雄か。/那是母的是公的·

 [25]二の次◎【にのつぎ】

【名】

第二,其次,次要。(2番目。そのつぎ。あとまわし。

△話は二の次にして早く片付けなさい。说话是次要的快收拾。

 [26]新種◎①【しんしゅ】

【名】

新品种。(今までにない、新しい種類。新たに発見された生物の種。国際命名規約に定める必要条件を満たす方式によって記載·公表され、新種であると判定が下されれば学名が有効となる。また、新たに作出された品種。)

△新種保険。/新种

 [27]捕獲◎【ほかく】

【名·他サ】

1)捕。捉住,生擒。(とらえること。いけどること。)

△人食い鮫を捕獲する。/捕吃人的沙

△捕獲高。/捕量。

2)捕。国法上战时国的军舰按一定的手获敌对国或中立国的船舶。(国際法上、戦時に交戦国の軍艦が、相手国または中立国の船舶を一定の手続きに従いつかまえること。海上捕獲。)

 [28]歓喜①【かんき】

【名·自サ変】

喜,呼。非常喜悦快亦指大喜。(非常に喜ぶこと。また、大きな喜び。)

△歓喜の涙。/喜的眼泪。

 [29]メスグロヒョウモン(雌黒豹紋、 Damora saganaまたはArgynnis sagana は、チョウ目(鱗翅目)タテハチョウ科ドクチョウ亜科ヒョウモンチョウ族に分類されるチョウの一種。

 [30]図鑑◎【ずかん】

【名】

图鉴。(図や写真を中心にして事物を系統的に解説した書物。

△鳥類図鑑。/鸟类图鉴

△植物図鑑。/植物图鉴

 [31]落胆◎【らくたん】

【名·自·三

灰心,气。(失望してがっかりすること。)

△落胆の色が濃い。/沮的情绪毕露。

△ひとりっ子に死なれて彼は落胆している。/他独生子死去而沮

 [32]途方◎【とほう】

【名】

1)手法,手段。(方向、手段。

△両親に死なれて、彼女は途方にくれてしまった。/失掉了双,她走投无路了。

2)条理,序。(筋道、条理。

△途方もない計画。/惊人的划。

△途方もないずうずうしさ。/从未见过的厚皮。

△途方もなく安い。/便宜得出奇。

△途方もない時間にやってきた。/不合常情的候来了

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