三 顔がゆがむ(連語) 脸上流露出的痛苦的表情
心の病気に陥ったり、からだの具合が悪かったりするときに現れてくる苦しい表情である。
①. 顔面神経麻痺という病気で、悪化すると顔がゆがむそうです。早期発見をしたので、治るみたい。(据说这种病叫面部神经麻痹症,如果恶化,可能会导致脸部瘫痪,幸好发现得早,看样子可以治愈。)
②. 顔をゆがませながら、急な坂を車椅子[1] を押して登る。(他皱着眉头,使劲推着轮椅上陡坡。)
③. 例えば、明治時代に漬けた[2] 梅干[3] を今まで置いておくと、顔がゆがむほど酸っぱい[4] だろう。(要是把明治时期腌制的梅干放置到今天,吃起来一定会酸得皱起眉头吧。)
④. 滝から、そしてみこしから降り注ぐ火の粉に、男たちの顔がゆがむ。(从瀑布和神舆(神轿)上飞溅下来的火星,让男人们个个都流露出痛苦的表情。)
四 ?だろうに…可是…;可惜…
「だろうに」を用言の終止形につけて、実際には起こらなかったことを残念に思う気持ちを表す。「だろうに」の「に」は終助詞で、言い聞かせたり、あわれみ惜しむ意を添える。
①. もし私があなたならば、私は彼に英語を教えてあげるだろうにねぇ。(如果我是你的话,我会教他英语的,可惜…。)
②. 家でグズグズ[5] していなかったら、今頃は旅館に到着して、おいしい晩ご飯を食べていただろうに。(要不是你在家磨磨蹭蹭的话,现在我们已经到了旅馆,吃上美味的晚餐了。)
③. 君の言い方がきついから、彼女はとうとう泣き出したんだ。もっと優しい言い方があっただろうに。(因为你说话刻薄,结果搞得她哭起来了。本来你说话方式可以再温和点,可是…。)
五 ?といわず、?といわず 无论…还是…(无不)
体言について、区別をつけないで、すべて例外なくという意味を表す。
①. レストランといわず、ホテルといわず、その旅人は検索結果に導かれてあなたの所へ訪れるはずです。(无论是餐厅,还是宾馆,游客都会在搜索結果的引导下,前往你处。)
②. ブカレストの街を歩いていると、公園といわず、繁華街といわず、普通の住宅街の道路といわず、いたるところに野良犬[6] がうろうろと徘徊している。(漫步在布加勒斯特的街上,无论是公园,还是繁华的街道,或是普通的住宅区的路上,所到之处都可以看到四处徘徊的野狗。)
③. よく見ると、壁といわず、床といわず天井[7] といわず、アジサイ[8] の花が所狭し[9] と飾られているのだ。(仔細一看,无论是墙壁,还是地板,或是天花板,处处都点缀着紫阳花。)
④. ぽたぽたと、銀色の髪を伝って赤い雫[10] が垂れていく。髪といわず、顔とぃわず、服といわず、ドールの全身で血液の付着していない場所を探す事の方が、むしろ困難に思われた。(鲜红的血滴滴答答地顺着银发流下。不管是头发、脸,还是衣服上,都沾满了血。多尔全身上下很难找到ー块没有血迹的地方。)
[1]車椅子【くるまいす】
【名】
轮椅,带轮子的椅子。(歩行が不自由なときに腰掛けたまま移動できるように、椅子に車輪をつけたもの。)
[2]漬ける◎【つける】
【他动·二类】
腌(菜等)。(その物全体を、液状の物や味噌·塩·砂糖などの中に入れておく。)
△菜っぱを漬ける。/腌菜。
△野菜をたくさん漬ける。/腌好多菜。
[3]梅干◎【うめぼし】
【名】
咸梅干,腌的梅子。( 青梅を塩漬けにし、赤ジソの葉を加えて色づけし、日に干してから漬け液に戻した保存食品。土用の日、塩漬けした青梅を日に干すこと。)
△梅干を漬ける。/腌梅干。
△梅干飴。/梅干糖。
[4]酸っぱい③【すっぱい】
【形】
酸。(酸い。)
△レモンや梅干は酸っぱい。/柠檬和梅干酸。
△ご飯が腐ってすっぱくなる。/饭馊了,发酸。
△酸っぱい味がする。/有酸味。
△甘酸っぱい味。/酸甜(味)。
[5]愚図愚図③【ぐずぐず】
【副】【自サ】【形動】
(1)〔のろのろ〕慢腾腾,迟钝,磨蹭,磨烦,蘑菇.
(2)〔不平を言うさま〕嘟囔,叨叨,叨唠,磨叨『口』.
(3)〔ゆるんで締まらないさま〕晃悠,摇晃,摆动,松动,松垮垮(的)(de),活动.
[6]野良犬◎【のらいぬ】
【名】
没有饲主的狗,野狗。(飼い主がなく、人家の周りをうろついて残飯などを食って生きる犬。)
△ 私の家の隣の公園に多い野良犬がいる。/我家旁边的公园里有许多没有主人的狗。
[7]天井◎【てんじょう】
【名】
(1)顶棚,天花板(部屋の上部を限る面)。
△飾り天井/藻井。
△天井を張る/镶顶棚〔天花板〕。
△この部屋は天井が低い/这间屋子天棚低。
△天井裏/棚顶;天花板顶上。
(2)物体内部最高处(物の内部の,一番高いところ)。
△箱の天井/盒顶;箱子里的最高处。
(3)顶点,最高限度(物価や相場の一番高いところ)。
△天井知らずの暴騰/上限难卜的暴涨。
△この株価も天井をついたらしい/这个股票的行市可能也涨到顶了。
[8]アジサイ③【あじさい】
【名】
绣球花。(ガクアジサイから日本で改良された園芸品種。高さ1~1.5メートルの落葉低木。葉は大きな楕円形。初夏、淡青色から淡紫紅色に変わる萼(がく)のある小花が、球状に集まって咲く。庭木にする。)
[9]所狭し③【ところせまし】
【形】
地方狭窄。(場所が狭い。いっぱいで余地がない。)
△所狭しと暴れまわる。/像搁不下她似的乱蹦乱跳。
[10]雫③【しずく】
【名】
水滴(水などの液体がしたたり落ちること。また,その水など)。
△雫に濡れる/水滴浸湿。