言語と文化のズレ
このように、言語を使わず、あるいはミニマム[1] の使用でお互いの交流をすることができる日本人が、言語の効用[2] をどちらかというと軽視[3] することはうなずけるような気もする。日常生活を共にする親しい仲間との付き合いで、言語をあまり注意してあやつるということがないために、言語による表現能力はどうしても貧しくなる。実際、仲間以外の人と立派に話のできる人は少ない。しゃべりすぎたり、座が白ける[4] ほど黙っていたり、時として失礼なことをいってしまったり、なかなかうまくいかないのがつねである。田舎の生活では、その日常生活がほとんどよく知り合った[5] 仲でなされるので、都会とくらべて農村の人たちの会話は驚くほどスムーズ[6] で、よくきいていると、決してまずいことや、相手を傷つけるようなことをいわない。そして、ソトの人に対しては、レベルの違う対応をし、きわめて[7] 礼儀正しい。これがさまざまな人人がより合い[8] 、接触する都会になると、ウチとソトの境界[9] も乱れやすく、充分社交的な訓練[10] もなくよく知らない人に接せざるをえないので、平気で非礼[11] なことをいったりしたりする人が多くなる。同じ人でも農村に生活していたころと都会に出てきてからでは、たいへん違ったりする。あんなにりっぱにスムーズに行動していた人が、どうして、あんなに見苦しくなるのだろうと思うことがある。
[1]ミニマム①【ミニマム】
【名】【英】(minimum)
(1)最小量,低限度。(最小。最小限。)
(2)〈数〉极小(值)。(極小。極小値。)
[2]効用◎【こうよう】
【名】
(1)用途,功用,用处。(使い道。)
△何の効用もない。/什么用处也没有。
(2)效验。(ききめ。)
△この薬は肺病に効用がある。/这种药对肺病有效。
(3)〈经〉效用。(経済学で、消費者が財やサービスを消費することによって得る主観的な満足の度合い。)
△効用逓減の法則。/效用递减法则。
[3]軽視①【けいし】
【名·他动·三类】
轻视,蔑视。(重要ではないと考えること。軽んずること。)
△人の意見を軽視する。/轻视别人的意见。
△彼は小さいことでも軽視しなかった。/他对于小事也从不轻视。
△若いからといって彼を軽視してはいけない。/不要因为年轻而小看他。
[4]座が白ける【ざがしろける】
【惯用语】冷场。( 盛り上がっていた一座の雰囲気がよそよそしい感じになる。)
彼の発言に座が白けた。/他的话让整个场子都冷了下来。</br>
△彼の発言に座が白けた。/他的话让整个场子都冷了下来。</br>
[5]知り合う③【しりあう】
【自动·一类】
相识,结识;互相了解。(互いに相手のことを知る。知り合いになる。)
△心を知り合う。/彼此知心。
△知り合ったあいだがら。/彼此相互了解。
△ふたりは知り合って1か月もしないうちに別れた。/他们相识了不满一个月就离开了。
[6]スムーズ②【すむうず】
【形动】【英】同:スムース
光滑,平滑;流畅,顺畅(物事が支障なく滑らかに運ぶさま)。
△スムーズな進行/顺利进行。
△スムーズな通訳/流畅的翻译。
[7]極めて②【きわめて】
【副】
极为,极其,非常。(この上なく。甚だ。)
△極めて重要な問題。/极其重要的问题。
△その問題は極めて解決しにくい。/那个问题极为难以解决。
△極めて大きな貢献。/极大的貢献。
△(物事が)極めて複雑だ。/极其复杂。
△(良否が)極めてはっきりしている。/泾渭分明。
△極めてわずかである。/少得可怜,微乎其微。
△極めて少なくて貴いもの。/凤毛麟角。
△極めて残虐で非人間的な行動。/极其惨无人道的行径。
△極めて密接な関係にある。/彼此息息相关,唇亡齿寒。
[8]寄り合う③【よりあう】
【自五】
聚集;集合
[9]境界◎【きょうかい】
【名】
境界;疆界,边界。(さかい。区域。)
△境界を定める/划定边界。
△境界を封鎖する/封锁边界。
△境界河川/边界河流;界河。
△境界線/(边)界线。
[10]訓練①【くんれん】
【名·他动·三类】
训练。(ある能力·技術などを十分に身につけるまで繰り返し練習させること)
△耳を訓練する。/训练听力。
△よく訓練されたチーム。/训练得很好的比赛队伍。
△訓練飛行。/飞行训练。
[11]非礼◎①【ひれい】
【名】【形动】
非礼,无礼,不礼貌,失礼。(礼儀にそむくこと。また、そのさま。)
△非礼な態度。/无礼的态度。
それは、そうした表現ひょうげんにふさわしい日本人にっぽんじんの感情かんじょうの動うごきというものが文化ぶんか的てきにないために、それをあえてすると、きわめて不自然ふしぜんなことをやることになるので、見みているほうにも不快ふかい感かんを与あたえるのであろう。ああいう時ときの本人ほんにんの心理しんり構造こうぞうはどういうふうになっているのだろう。あれは、「イカレテル」ということのあらわれなのだろうか。あるいは英語えいごを一生懸命いっしょうけんめい習ならいすぎたためだろうか、そこまでやらなくても充分じゅうぶん通つうじるのに、という気きがこちらにはする。
这一段请翻译
可能是因为,在日本文化中并没有与那样的行为相符合的情感变化,如果强行这么做的话,看起来就会很不自然(生硬),目睹这一幕的人就会感到一种不快。那时候说话者本人的心理构造会是什么样的呢?在我们看来,就会觉得那或许是“脑子不正常”的表现。又或者是拼了命的学英语却学过头了,明明不用做到那个地步就足够让对方听懂,却非要画蛇添足。
(个人见解,欢迎探讨)
可能是因为,在日本文化中并没有与那样的行为相符合的情感变化,如果强行这么做的话,看起来就会很不自然(生硬),目睹这一幕的人就会感到一种不快。那时候说话者本人的心理构造会是什么样的呢?在我们看来,就会觉得那或许是“脑子不正常”的表现。又或者是拼了命的学英语却学过头了,明明不用做到那个地步就足够让对方听懂,却非要画蛇添足。
外国がいこく語ごは何なんらの媒介ばいかいなしに人間にんげんに直接ちょくせつ対たいするわけで、それもまったく知しらない人ひとや、充分じゅうぶん背景はいけいのわからない人ひとを相手あいてにすることが多おおいのであるから、日本人にっぽんじんにとってますます不得手ふえてなことになる。 这句什么意思
アチラ式、イカレテルって何の意味ですか?
アチラ(あちら)有指代外国的意思,アチラ式即为外国式的。
イカレテル(行かれてる)是行かれている的简写,行かれる有入迷、头脑不正常的意思。
第二段目の最後の「でより」何の句型ですか?3Q(*^_^*)
ので表原因,より是更加的意思
あ~あ、全く頭壊れちゃってさ、「なるので、より容易」ということですね。
「アチラ式」と「イカレテル」は「言語と文化のズレ」の第三段目の最後と第四段目にあります。
ご迷惑をかけてすみません。
訳文は?
好的,谢谢
あるトップの方は、私に、「いっそ、現地の者に日本語をおぼえさせろ」という意見があるが、どうだろう、ときかれたほどである。这句怎么翻译啊
有位高管甚至向我咨询,“干脆让当地人学日语”的意见怎么样。
嗯哼,回这么快啊,再问一下吧 第一段最后一句,あるトップの方ほう 怎么解释比较好
我觉得应该是“有一位高管”,刚才恰好在翻博客
长的才不会啊
长句子要用句型套,比如这个句子就是する~と、て欲しい、する限り、~ほど,推荐《日本语句型辞典》~
東南アジア各地で日本人に関する問題が出でると、現地の責任者は必ず、語学のもっとでさる人を、せめて英語をちゃんと話せる人を送ってほしい、と訴えられる。そして、事実、彼の知る限り、満足に英語を話せる日本人は、例外的であるほど少すくないという。还有这两句是什么意思啊
每当东南亚各地出了跟日本人相关的问题,当地的负责人一定说,希望将语言学得好的、至少能流利说英语的人送过去。然而,据他们所知,能令人满意地说英语的日本人少到逆天的地步。好长啊,希望给我一些要点让我解释
仕事しごとのうえでの必需ひつじゅ
として備そなえるのと違ちがって趣味しゅみとして楽たのしむのであるし、そういう人ひとが必かならずしも国際こくさい的てきな仕事しごとをするとは限かぎらない。这句话什么意思啊
不是因为工作需要而背外语,而是当作兴趣去享受外语,这样的人也未必会从事国际性的工作。
急需“外国語の修得と文化の関係”的翻译,请问有吗?
木有,不过哪句不清楚的话,欢迎一起讨论~