言葉の学習
一、何が何でも 无论如何, 不管怎么样,非…不可
連語である。後ろの文にくるのが話し手の意志を表す表現であるか、それとも非難を表す表現なのかによって意味が違う。前者は「どんなことがあっても」「なんとしてでも」の意味で、話し手の物事をやり抜くという意気込みを示し、後者は、マイナス評価表現で、「いくらなんでも」「どんな理由があったにしても」の意味を表す。
①. わがチームがオリンピックに出場[1] できるかいなかは今度の試合にかかっているのだから、何が何でも勝たなければならない。(这次比赛关系到我们队能不能参加奥运会,所以无论如何一定要贏。)
②. 大地震の破壊が却って人々に、市の姿を何が何でも元に戻そう、さらにもっと素晴らしい、もっと美しい市を建設しようという強固[2] な感情を強く引き起こした。(大地震的破坏激起了人们无论如何要恢复城市面貌,要把城市建设得更好.更美丽的强烈愿望。)
③. 案の定、術後[3] のコバルト[4] 治療も、一向に痛みを和らげなかった。本人に、何が何でもよくなろうという気力があり、べッドに起き上がっているうちはまだよかった。(果然,手术后的钻疗也没能使疼痛减轻。本人有无论如何都要使病好起来的毅力,起身在床上坐坐时还算可以。)
④. 何が何でも人にものを頼むときには、あれこれ注文をつけてはいけない。(不管怎么说托人办事时不该提这样那样的要求。)
⑤. これはお母さんが一生苦労して稼いだお金で、何が何でもこちらの都合でいい加減に使ってはいけないのだ。(不管怎么说这些钱都是你母亲一生辛苦赚来的,我们不能因自己的需要随意地乱花。)
二、?ないことには要是不…,如果不…
仮定条件を表し、「なければ』「なくては」と言い換えられる。後ろの文には、「前の状態が実現されないと、次のマイナス状態になる」と、「前の状態が次の状態を実現する前提条件となって、つまりAがないと、Bも成立しない」というふたつの場合が可能である。
①. わたしがだれかに話をしないことには、このことはだれにもわからないだろう。(这件事如果我不告诉别人谁也不会知道的。)
②. 実際に行ってみないことには本当の様子はわからない。(要是不实际去看一看的话,就不能了解真实的情况。)
③. ともかく現物[5] を見ないことには、なんともお答えできません。〔总之不看到实物我无法给你答复。)
④. 会社が総力[6] をあげて取り組まないことには、この問題を解決することは不可能だ。(公司如果不动员所有力量来专心做的话,这个问题是不可能得到解决的」
⑤. 彼を疑うにしても、そのアリバイが崩れないことには、どうすることもできないだろう。(即便对他有所怀疑,但只要他能证明自己不在现场,就对他无可奈何。)
[1]出場◎【しゅつじょう】
【名·サ変他】
(1)出场,参加。(演技、競技をするために、その場所に出ること。)
△出場資格をとる/取得出场资格。
△出場者/参加者;到场的。
△初出場/第一次参加;第一次出场。
△オリンピックに出場する/参加奥运会。
(2)退场。(改札口、出入口等から外へ出ること。)
[2]強固①【きょうこ】
【形动】
巩固,坚固,坚强。(強くしっかりしていて動かないさま。)
△強固な意志。/坚强的意志。
△地位を強固にする。/巩固地位。
△強固な基礎の上にたつ。/站在牢固的基础上。
[3]術後◎【じゅつご】
【名】
手术之后。(手術したあと。)
△術後の経過。/术后的经过。
[4]コバルト◎【コバルト】
【名】【英】cobalt
(1)钴。(鉄族に属する遷移元素の一。)
△コバルト爆弾。/钴弹。
(2)蔚蓝色。(コバルトブルー。)
△コバルト·ブルーの空。/蔚蓝色的天空。
[5]現物◎【げんぶつ】
【名】
(1)现有物品,实际物品。实物。(現品。実際の品物)
△現物を見なければどうとも言えない。/不见到实际的东西,不敢说怎样。
(2)物品,实物。〔有価の物品〕
△現物支給。/用实物支付。
△現物出資。/实物投资。
(3)现货。与成为买空卖空对象的期货相对而言,现时持有的股票或商品。〔取引で、空売りや空買いの対象となる先のもに対して、実在している株式や商品。直物。実物。〕
[6]総力①◎【そうりょく】
【名】
总力,全力。(集団·国家などの全体の力。また、あるかぎりの力。)
△総力を結集する。/集中全力。