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第五課 茶碗の湯
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ここに茶碗[1] が一つあります。中には熱い湯がいっぱい入っております。ただそれだけではなんのおもしろみもなく不思議もないようですが、よく気をつけて見ていると、だんだんにいろいろの微細[2] なことが目につき、さまざまの疑問[3] が起こって来るはずです。ただ一ぱいのこの湯[4] でも、自然の現象を観察し研究することの好きな人には、なかなかおもしろい見物[5] です。
第一に、湯の面からは白い湯気[6] が立っています。これはいうまでもなく、熱い水蒸気[7] が冷えて、小さな滴[8] になったのが無数[9] に群がって[10] いるので、ちょうど雲[11] や霧[12] と同じようなものです。この茶碗を、縁側[13] の日向[14] へ持ちだして、日光[15] を湯気にあて、向こう側に黒い布でもおいてすかして見ると、滴[16] の、粒[17] の大きいのはちらちらと目に見えます。場合により、粒があまり大きくないときには、日光にすかして見ると、湯気の中、虹[18] のような、赤や青の色がついています。これは白い薄雲[19] が月にかかったときに見えるのと似たようなもめです。
茶碗から上がる湯気をよく見ると、湯が熱いかぬるいかが、おおよそ[20] わかります。しめきった[21] 部屋で、人の動きまわらないときだとことによくわかります。熱い湯ですと湯気の温度[22] が高くて、周囲の空気に比べて余計軽いために、どんどん盛んに立ち上り[23] ます。反対に湯がぬるい[24] と勢い[25] が弱いわけです。湯の温度を測る寒暖計[26] があるなら、いろいろ自分で試してみると面白いでしょう。
次に湯気があがるときにはいろいろの渦[27] ができます。これがまたよく見ているとなかなかおもしろいものです。線香の煙[28] でもなんでも、煙の出るところからいくらかの高さまではまっすぐ上りますが、それ以上は煙がゆらゆら[29] して、いくつもの渦になり、それがだんだん広がり入り乱れて[30] 、しまいに見えなくなってしまいます。茶碗の湯気などの場合だと、もう茶碗のすぐ上から大きな渦ができて、それが、かなりはやく回りながら上って行きます。
これとよく似た渦で、もっと大きなのが庭の上などにできることがあります。春先[31] などのぽかぽか[32] 暖かい日には、前日雨でも降って土[33] のしめっているところへ日光が当たって、そこから白い湯気が立つことがよくあります。そういうときによく気をつけて見てごらんなさい。湯気は、縁の下や垣根[34] のすきま[35] から冷たい風がふきこむ[36] たびに、横になびいて[37] はまた立ち上ります。そしてときどき大きな渦ができ、それがちょうど竜巻[38] のようなものになって、地面[39] から何尺もある、高い柱の形になり、非常な速さで回転[40] するのを見たことがあるでしよう。
白い茶碗に入っている湯は、日陰[41] で見ては、別に変わった模様も何もありませんが、それを日向へ持ちだして、直接に日光を当て、茶碗の底をよく見てごらんなさい。そこには奇妙[42] なゆらゆらした光った線や、薄暗い[43] 線が、不規則な模様のようになって、それがゆるやか[44] に動いているのに気がつくでしよう。これは夜電灯[45] の光を当てて見ると、もっとよくあざやかに見えます。夕食のお膳[46] の上でもやれますからよく見てごらんなさい。それもお湯がなるベぐ熱いほど模様がはっきりします。
茶碗の湯を、ふたもしないで置いた場合には、湯の表面からも冷えます。そしてその冷えかたがどこも同じではないので、ところどころ持別に冷たい、むらができます。そういう部分からは、冷えた水が下へ降りる、そのまわりの割合[47] に熱い表面の水がそのあとへ向かって流れる、それが、降りた水のあとへ届く時分には冷えてまたそこから降りる。こんなふうにして湯の表面には水の降りていると上っているところが方々にできます。従って湯の中までも、熱いところと、わりあい[48] にぬるい[49] ところがいろいろに入り乱れて[50] できてきます。これに日光をあてると熱いところと冷たいところとの境[51] で光が曲がるまでに、その光が一様[52] にならず、むらになって茶碗の底を照らし[53] ます。そのために、先に言ったような模様が見えるのです。
[1]茶碗◎【ちゃわん】【名】
碗,茶杯,饭碗。(飯を盛り···また湯茶を飲むための器。)
△湯飲み茶碗。/茶碗。
△飯を···碗にもる。/把饭盛到饭碗里。
[2]微細◎【びさい】【名】【形动】
微小,细微。(ごく細···い様子。)
△微細な区別。/···小的差别。
[3]疑問◎【ぎもん】【名】
疑问。(疑わしいこと。)
△疑問を抱く。/怀疑。
△疑問に思う。/认为是个疑问。
△疑問の点を確かめる。/把疑问的地方弄清楚。
△彼が行くかどうかは···問だ。/他是否去是个问题。
△疑問があったらなんでも聞きなさい。/如果有问题,尽管提出来。
△疑問の余地がない。/没有置疑的余地。
[4]湯①【ゆ】【名】
(1)开水。(湯を沸かした物。)
△さ湯。/白开水。
△ぬるま湯。/温水。
△湯が冷める。/开水凉了。
△湯を沸かす。/烧开水。
(2)浴池。(浴場。)
(3)温泉。···温泉。)
(4)融化的液体金属。(金属を溶かした物。)
△いい湯だ。/(这个)洗澡水正好。
△湯に入る。/入浴;洗澡。
△湯につかる。/泡澡。
△子どもに湯を使わせる。/给孩子洗澡。
△湯かげんがよい。/澡水凉热正合适。
△湯かげんをみる。/看看洗澡水的凉热。
△お風呂の湯を沸かす。/烧洗澡水。
(5)洗澡水。(くすりゆ。)
△いい湯だ。/(这个)洗澡水正好。
△湯に入る。/入浴;洗澡。
△湯につかる。/泡澡。
△子どもに湯を使わせる。/给孩子洗澡。
△湯かげんがよい。/澡水凉热正合适。
△湯かげんをみる。/看看洗澡水的凉热。
△お風呂の湯を沸かす。/烧洗澡水。
[5]見物③【みもの】【名】
值得看(的东西)。(見るねう···のあるもの。)
△この試合は···物だ。/这场比赛值得看。
△···にかく今後が見物である。/总之,今后有好戏看。
[6]湯気①【ゆげ】【名】
蒸汽,热气;(热气凝结的的)水···,水珠。(湯などから立ち上る水蒸気が冷えて微細な水滴隣、それが集まって煙のように見えるもの。)
△鉄びんが湯気を··てている。/水壶在冒热气。
△湯気がたつ。/冒热气。
△湯··のたっているご飯。/热气腾腾的米饭。
△湯気で窓ガラスが曇る。/窗玻璃因蒸汽变模糊。
[7]水蒸気③【すいじょうき】【名】
水蒸气。(水が蒸発して···体となったもの。)
△沸騰し···やかんから水蒸気が盛んに出る。/从开水壶里水蒸气腾腾地冒出来。
△水蒸気となって発散する。/化为水蒸气而发散。
△水蒸気蒸留。/汽(蒸)馏。
[8]滴③【しずく】【名】
水点,水滴。
△露の滴。/露水珠;露滴。
△涙が滴となって彼女のほおを伝わった。/一滴滴的眼泪从她脸上流了下来。
△木···葉から雨の滴が落ちる。/雨滴从树叶上掉下来。
△ひと滴も残さず酒を飲みほす。/一滴不剩地把酒喝干。
[9]無数◎②【むすう】【名·形动】
无数。(数限りなく多い···と。)
△無数の人。/无数的···。
△無数の星。/无数颗星星···
△無数にある。/不计其数。
△無数の例をあげる。/举无数的例子。
△無数の人から問い合···せがあった。/受到成千上万人的询问。
[10]群がる③【むらがる】【自动·一类】
聚,聚集。(多くの···のが一つ所に集まる。むれをなす。)
△群がって襲いかかる。/合伙袭击。
△人々は出口にいっせいに群がった。/人们一下子都聚到出口。
△砂糖にありが群がる。/蚂蚁聚集在糖上。
△広場には人が群がっていた。/广场上聚集了许多人。
[11]雲①【くも】【名】
云,云彩。(大気中の水分が細か···粒となって、白く見えるもの。)
△雲のきれめ。/云彩缝隙。
△空一面の雲。/满天密云。
△雲が晴れた。/天晴了;云散了。
△雲におおわれる。/被云彩遮住;层云密布。
△いまは心にかかる雲もない。/现在没有覆盖在心灵上的云彩了;现在没有精神上的负担了。
△雲にかけ··し。/达不到的愿望,高攀不上;办不到的事。
△雲に臥す。/山居云深处; 居住在深山中。
△雲は竜に従い,風は虎に従う。/云从龙,风从虎;圣天子之下必有贤臣辅佐。
△雲をかすみ··。/一溜烟地跑得无影无踪。
△雲をかすみと逃げ去った。/一溜烟地逃掉了。
△雲をつかむ。/ 虚幻无实;不着边际『成』;虚无缥缈『成』;茫无头绪『成』。
△雲をつかむような話。··不着边际的话;不可置信的事;摸不着头脑的事;荒诞的事。
△雲を衝(つ)く 。/顶天;冲天。
△雲をつくような男。/顶天大汉;个子高的男子。
[12]霧◎【きり】【名】
(1)(大気の)雾。
△霧が深い。/雾浓。
△霧がたちこめる。/浓雾弥漫。
△霧が晴れる。/雾散。
△霧がかかる。/下雾。
△霧に煙る港。/雾气蒙蒙的海港。
(2)(細かい水滴)喷··。
△着物に霧を吹く。/喷衣··。
△霧吹き器。/喷雾器。
[13]縁側◎【えんがわ】【名】
后厦,套廊,廊子,走廊。(···風住宅で、座敷の外部に面した側に設ける板敷きの部分。)
△縁側に出て夕涼みをする。/到廊子下乘晚凉。
[14]日向◎【ひなた】【名】
朝阳的地方,向阳处,太阳地儿···阳光照到的地方。(日光の当たっている場所。)
△日向に出る。/到外面朝阳的地方去。
△日向にふとんを干す。/在朝阳的地方晒被褥。
△日向に出さないようにする。/不要放在阳光照射的地方。
△子どもはなるべ··日向で遊ばせなさい。/尽量让孩子在向阳处玩儿。
△日向でほこりを立てる。/没事找事。
[15]日光①【にっこう】【名】
日光,阳光。日光市。(太陽···光線。)
△日光スペクトル。···日光谱。
△日光にさらす。/···在阳光里。
△日光を浴びる。···晒太阳。
△日光が窓からさし···む。/阳光从窗户射进来。
△···光消毒。/日光消毒。
△日光···見ぬうちはけっこうと言うな。/五岳归来不看山, 不游日光不称好。
[16]滴③【しずく】【名】
水点,水滴。
△露の滴。/露水珠;露滴。
△涙が滴となって彼女のほおを伝わった。/一滴滴的眼泪从她脸上流了下来。
△木···葉から雨の滴が落ちる。/雨滴从树叶上掉下来。
△ひと滴も残さず酒を飲みほす。/一滴不剩地把酒喝干。
[17]粒◎【つぶ】【名】
(1)粒。(穀物。)
△米の粒。/米粒。
△豆粒ぐらいの大きさ。/豆粒那么大。
(2)颗粒,··,丸,珠。(小さく丸いもの。)
△粒の小さい砂。/细粒沙子。
△丸薬をひと粒飲む。/吃一丸丸药。
△大粒の雨。/大雨点。
△大粒の汗。/大颗汗珠。
△涙がふた粒ほおを伝わった。/脸上滴下两滴泪珠。
[18]虹◎【にじ】【名】
彩虹。(雨上がりなどに、太陽と···対側の空中に見える七色の円弧状の帯。)
△虹がかかる。/挂彩虹;彩虹悬空。
△空に虹が出た。/天空出虹了。
△虹がきえた。/虹消失了。
△虹形。/虹形,弓形。
[19]薄雲◎【うすぐも】【名】
薄云
[20]おおよそ◎【おおよそ】【名·副】
大体,大概,大致,大约···约莫。(大体において。ほぼ。およそ。)
△おおよその事情は聞いている。/大概情况已经听到了。
△おおよその見積り。/大概的估计。
△おおよその見当はつく。/心里大致有个谱。
△おおよそ理解できた。/大体能够理解了。
△おおよそ50人もいればいい。/大约有五十个人就可以。
△おおよそ1か月前のことです。/是大约一个月以前的事情,是前个把月的事。
△まあ,おおよそそんなとこだ。/唉,大概是那么个程度。
△おおよそ当たっている。/大致猜对了。
[21]しめきる [U]
しめき・る
* [0]〔締め切る・閉め切る〕〈他五〉
(1)〔締め切る〕おしまいにする/结束。截止。
△申しこみを~・る/申报截止。
(2)〔閉め切る〕戸などをすっかりしめる。また、長いあいだしめたままにしておく/把门窗等关好。也指长时间关闭不动。封闭。
△へやを~・る/封闭房间。
[22]温度①【おんど】【名】
温度,热度。(物体のあたたか····冷たさを示す尺度。)
△寒···計で温度をはかる。/用寒暑表测量温度。
△きょうの温度は何度でしょうか。/今天的温度有几度·
△温度を下げる。/降温。
△温度を一定に保つ。/保持恒温。
△物体の温度が上がる。/物体的温度上升。
△このごろは温度の変化がはげしい。/近来气温的变化很厉害。
△温度調···装置。/调温装置。
[23]立ち上がる◎④【たちあがる】【自动·一类】
(1)起立。(座ったり寝たりしていた姿勢から立つ。)
(2)向上升起。(上げる。)
[24]温い②【ぬるい】【形】
(1)温和,不凉不热。(生暖かい。飲み物や液体の温度にいう。)
(2)为何,不够严厉,宽松。(厳しさが足りない。手ぬるい。)
△温いやり方。/宽松的做法。
[25]勢い③【いきおい】【名·副】
(1)气势,势力(他を圧倒する力)。
△勢いを増す/增强气势。
△破竹の勢い/势如破竹。
△火の勢いが強い/火势很强〔旺〕。
△勢い当たるべからず/势不可当。
△新幹線はすごい勢いで走る/新干线列车迅猛地奔驰。
△坂道をくだる車は勢いがついてだんだん速くなる/下坡的车由于往下滑动渐渐加快。
(2)气势,气焰,劲头(元気·活動力)。
△酒を飲んで勢いをつける/喝点酒鼓鼓劲。
△若者は勢いがいい/青年劲头大。
△石油が勢いよく噴き出た/石油猛喷出来。
△勢い鋭く攻めたてる/猛烈攻击。
(3)(控制不住的)势头〔はずみ〕。
(4)趋势,形势〔なりゆき;必然的に〕。
△それは自然の勢いだ/那是自然的趋势。
△時代の勢いにはさからえない/时代的趋势不可抗拒。
[26]寒暖計③【かんだんけい】【名】
温度计
[27]渦◎【うず】【名】
(1)旋涡,旋涡状。(螺旋形に巡る、激しい水の流れ。)
△気流の渦。/气流(空气)旋涡。
△人の渦。/人山人海,层层的人群。
△渦をまく。/打旋儿。
(2)混乱状态,难于脱身的处境。(めまぐるしく動いて入り乱れている状態。)
△争いの渦に巻きこまれる。/被卷入纷争的旋涡之中。
△代表団は歓迎の渦にとりかこまれた。/代表团被欢迎的人群团团围住。
[28]煙◎【けむり】【名】
(1)烟。(物が燃えるときに出る気体。)
△煙がへやに満ちた。/屋子里烟满了。
△汽車が煙を吐いて出て行った。/火车冒着烟开出去了。
(2)烟状物。(煙のように見えるもの。)
△水煙。/水雾。
△砂煙。/尘沙。
△土煙。/尘烟;飞扬的尘土。
△雪煙。/雪雾。
△湯の煙がたちこめる。/笼罩着水(蒸)气。
[29]揺ら揺ら①【ゆらゆら】【副】【自サ】
晃动;摇曳;摇摇··晃
△炎がゆらゆら揺れる/火焰摇曳.
△湯気がゆらゆら立ちのぼる/热气飘飘摇摇升起.
△小舟が波にゆらゆら揺れる/小船随波荡漾.
[30]乱れる③【みだれる】【自动·二类】
(1)乱,不平静(平···を失う);不太平。(平和でなくなる。)
△脈が乱れる。/脉搏乱。
△心が乱れる。/心乱。
(2)紊乱,错乱。(秩序がなくなる。)
△風紀が乱れている。/风纪败坏。
(3)散乱,蓬乱。(ばらばらになる。)
△乱れた髪をなおす。/梳整蓬乱的头发。
(4)混乱,搅在一起。(入りまじる。)
△敵も味方も入り乱れて戦う。/敌我混战,乱成一片。
[31]春先 [U]
はるさき
[4][0]〔春先〕〈名〉
春のはじめ/初春。早春。开春。
【類】早春。
[32]ぽかぽか①【ぽかぽか】【副·自动·三类】
(1)暖和,温暖,暖煦煦,热和。(暖かく感じるさま。)
(2)啪嚓啪嚓。(頭などを続けざまにたたく音や、そのさまを表す語。)
(3)连续。(続いて。)
△そうぽかぽか休まれたら迷惑だ。/你这样接二连三地歇工可不行。
[33]土◎【つち】【名】
(1)土壤,泥土。(土壌のこと。)
△黒い土。/黑土。
△よく肥えた土。/肥沃的土壤。
△やせた土。/瘦地。
△土を盛って田畑を造る。/垫土造田。
△土をかける。/盖土;培土;覆土。
△土をかく。/扒开土。
△土にしたしむ。/与土打交道。
△土のにおいにあふれる。/乡土气息十足。
△土の中に埋める。/埋在土里。
(2)地面,地上。(地面。)
△土を掘る。/掘地。
△土を起こす。/翻地。
△つるくさが土をはう。/蔓草爬地。
(3)陆地,大地。··大地。)
△祖国の土を踏む。··踏上祖国的土地。
(4)土に灸。/给土针灸,对牛弹琴。
(5)土になる。/死。
(6)土降る。/飞沙走石。
[34]垣根◎【かきね】【名】
(1)围墙。(敷地を限るために設ける囲いや仕切り。竹や植木 などで作る。垣。)
△垣根をつくる。/围篱笆;作栅栏。
(2)墙根。(垣のもと。)
(3)隔阂。有间隔。(間を隔てるもの。)
△心の垣根。/心的隔阂。
[35]透き間◎【すきま】【名】
缝隙;闲暇
[36]吹き込む◎③【ふきこむ】【自动·他动·一类】
(1)刮进,吹··,灌进。(風が吹いて中に入ってくる。また,風が吹いて雨·雪などが中に入ってくる。)
(2)教唆。唆使。(前もって教えこむ。教唆する。)
(3)灌唱片,录音···(レコード·テープ-レコーダーなどに録音する。)
△テープに吹き込む。/录磁带。
[37]靡く [U]
なびく
なび・く
[2]〔×靡く〕〈自五〉
(1)風や水の動きにしたがって横にたおれるように動く/随着风吹或水流横向运动。飘动。漂移。
△旗が~・く/旗子飘动。
(2)他の強い力にひきよせられてしたがう/被其他强大力量吸引而随从。屈服。服从。
[38]竜巻◎【たつまき】【名】
龙卷风,大旋风。(大気の下···に起こる激しい渦巻き。積乱雲などの雲底から垂れ下がり直径十数メートルから数百メートルの漏斗状·柱状。その中心付近では風速は時に毎秒100mを超し、進路に当たる地上のものを巻き上げ、また破壊する。)
△竜··が起こる。/掀起了大旋风。
△竜巻に船が巻き上げられる。/船舶被大旋风卷起来。
[39]地面①【じめん】【名】
(1)地面,地上(大地の表面。じべた。地上)。
△雨で地面が潤った/地面因下雨湿了。
△地面から1メートル上の所/离地面一米的地方。
△地面には雪が1メートルも積もっている/地上积有一米多深的雪。
(2)土地;地皮;地段(土地。地所)。
△広い地面/大片土地。
[40]回転◎【かいてん】【名】【他动·三类】
(1)转,转动;旋转(旋回する);回转(方向を変える)。
△車輪が回転する/车轮转动。
△地球は太陽の周囲を回転する/地球围绕太阳旋转。
△頭の回転が速い/脑子转得快;头脑灵活。
△機械が快調に回転する/机器的转动情况良好。
△ボールを回転させる/···球转;投转球。
△180度の回転···する/转了一个180度的弯。
△···転椅子/转椅。
△回転運動/···转运动。
(2)转弯。
(3)周,圈。
△地球は約365日で太陽の周囲を1回転する/地球约用365日绕太阳一周。
(4)周转(物事が、動きをくり···すこと)。
△この店は客の回···が早い/这个店来客周转循环快。
△回転資金/周转(资)金。
[41]日陰◎【ひかげ】【名】
(1)背阴处,阴凉处。(日光の当たらない場所。)
△日陰で休む。/在阴凉地方休息。
△庭が日陰になる。/庭院背阴。
(2)出不得头,见不得人,湮没于世。(あまり恵まれていないこと。また、そういう境遇。)
△かれは人殺しをしたために、一生日陰の生活を送った。/因为杀了人,他一生过着见不得人的生活。
[42]奇妙①【きみょう】【名·形动】
(1)奇妙。因不同寻常···珍奇。奇怪,出奇,奇异,怪异。(普通と変わっていて珍しいさま。)
△奇妙なこと。/奇事。
△奇妙な風習。/奇怪的风俗习惯。
△奇妙なこともあるものだ。/说来也真奇怪。
△わたしが外出する時は奇妙に雨が降る。/真怪,我一出门就下雨。
(2)奇妙,灵妙。不能作出合··解释的,不可思议的。(合理的な説明のつかないさま。不思議なさま。)
△きみょうによく効く薬。/非常灵验的药。
[43]薄暗い④◎【うすぐらい】【形】
发暗,微暗,昏暗,阴暗。···线较弱而不太亮。(うすぐら·し[ク]ほのかに暗い。)
△薄暗い電灯の光。/昏暗的电灯光。
△薄暗いかたすみにひそんでいる。/躲在阴暗的角落里。
△このへやは薄暗い。/这个房间光线暗。
△朝まだ薄暗いとき··出かける。/早晨天刚蒙蒙亮的时候出去。
△日が暮れてあたりがうす暗くなる。/日落后四周发暗。
[44]緩やか②【ゆるやか】【形動】
(1)缓慢,缓和。(傾斜が急でないさま。なだらか。)
△緩やかな流れ。/缓慢的河流。
△緩やかにカーブする道。/慢弯的道路。
(2)宽松,宽大。(きびしくないさま。寛大なさま。)
(3)舒畅。(のびやか。)
△緩やかな気分。/舒畅的心情。
[45]電灯◎【でんとう】【名】
电灯。依靠电能发光的灯。(···気エネルギーによって光を出す灯火。電気。)
△懐中電灯。/手电筒。
△電灯のかさ。/(电)灯伞;灯罩。
△電灯を取り付ける。/安装电灯。
△電灯を消す。/熄电灯;关上电灯。
△この電灯は暗い。/这个电灯不亮。
△暗くなったから電灯をつけよう。/天黑了开电灯吧。
△この村はまだ電灯が引かれていない。/这个村庄还没有安上电灯。
[46]膳◎【ぜん】【名】
(1)碗。(出来上がった飲食物を供えるワン。)
(2)双。(箸二本を一そろえとして算える語。)
(3)食案,小饭桌。(食物をのせる台。)
△膳に向かう。/就坐吃饭。
(4)(摆在食案上的)饭菜。(飯·菜を膳にのせて出す料理。)
△お膳の用意がととのいました。/已经摆好了席。
△膳についている。/正在用饭。
△膳をはこぶ。/端菜。
[47]割合◎【わりあい】【名】
(1)比例。(二つの数量を比べた時に、一方が他方の何倍にあたるかという関係。比率。率。割。)
△読者の男女の割合を調べる。/调查读者的男女比例。
(2)(全体を人数などで分けて、それぞれに割り当てた分···金額。また、分割してそれぞれに割り当てること。割り当て。)
(3)·比起,比。(割③に同じ。)
△割合のいい仕事/比较好的工作。
△若い割合にしっかりしている。/虽然年轻,但比较起来很沉着。
△この子は··合と勉強する。/这个孩子比较用功。
△ 割合に良く出来ている···/比较有能力。
[48]割合◎【わりあい】【名】
(1)比例。(二つの数量を比べた時に、一方が他方の何倍にあたるかという関係。比率。率。割。)
△読者の男女の割合を調べる。/调查读者的男女比例。
(2)(全体を人数などで分けて、それぞれに割り当てた分···金額。また、分割してそれぞれに割り当てること。割り当て。)
(3)·比起,比。(割③に同じ。)
△割合のいい仕事/比较好的工作。
△若い割合にしっかりしている。/虽然年轻,但比较起来很沉着。
△この子は··合と勉強する。/这个孩子比较用功。
△ 割合に良く出来ている···/比较有能力。
[49]温い②【ぬるい】【形】
(1)温和,不凉不热。(生暖かい。飲み物や液体の温度にいう。)
(2)为何,不够严厉,宽松。(厳しさが足りない。手ぬるい。)
△温いやり方。/宽松的做法。
[50]入り乱れる⑤【いりみだれる】【自下一】
错杂;混杂
[51]境②【さかい】【名】
(1)界,边界,交界,分界,界线,疆界,界限。(土地と土地の区きり。)
△市の境。/市的边界。
△隣家との境。/和邻居的交界。
△国と国との境。/国与国的交界,国界。
△河北省と山西省の境。/河北省和山西省的交界;河北和山西的省界。
△境を決める。/立界限;勘定界线。
△境を接する。/接壤。
(2〕境地,境界,境域。〔境地。)
(3)··界,界线。(ものの分かれ目。)
△昼夜の境。/昼夜之交。
△哲学と宗教の境。/哲学和宗教的分界。
△生死の境をさまよう。/徘徊在生死的界线上。
[52]一様◎【いちよう】【名】
(1)一样,同样。(みんな同じような様子であること。)
△身長が一様でない。/身长参差不齐。
(2)平常,普通。〔ありふれた。〕
△尋常一様の人物。/普普通通的人。
[53]照らす②◎【てらす】【他动·一类】
(1)照耀。(物に光を当てる。)
△太陽が地球を照らす。/太阳照耀地球。
△冬の月が夜ふけの町を照らしている。/冬天的月光照着深夜的街道。
(2)对照。(見比べる。)
△法律に照らして処分する。/依法判处。