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第二页有解说和日本语豆知识,不要错过哟^_^)y ——《新编日语阅读文选》第一册
《新编日语阅读文选》第一册
季林根 陆静华编
上海外语教育出版社
这一课稍微有些难,结合译文仔细揣摩抽象的日本语吧^_^)y
桜餅さくらもち③樱叶饼。淡粉色的年糕里面是红豆沙馅,外边包上腌制过的樱树叶。
人に教えることのできるものと、どうしても教えることのできないものと
我已经不是第一次看电视中的做菜节目了,然而,
がある。テレビの料理番組を見ているうちに、いまさらながら[1] つくづく[2] とそ
现在我却深深地感到世上的事
う思った。
有可教和不可教之分。
テレビの料理番組は、視聴者に対してまことに[3] 懇切[4] 丁寧に
在电视的做菜节目中,演出人真是十分诚恳、认真地想把某种菜的做法传授给
ある料理の作り方を教えようとしている。材料、調味料の
观众。 他们的讲解从这个菜的材料、调
分量[5] 、煮たり焼いたりする時間、その手順[6] 、その至れり尽くせり[7] である。
味品的分量、煮或烤的时间到操作顺序等等,真是面面俱到。
その通りにすれば、我々もテレビの画面に映しだされた[8] の同じ料理を
以至使我们产生一种错觉,好像只要学着他们的样就能做出像电视屏幕中一样的菜。
作ることができそうに錯覚[9] するし、事実またほぼ[10] 似たり寄ったり[11] のものが
而事实上我们也许确实能做出相似的菜来。
しかしそれは、しょせん[13] 素人[14] 料理、素人のものまねで[15] しかあるまいと
但是怎么说那也只是外行做的菜, 只不过是外行的一种模仿行为。
思う。私が実際にそういう料理を作ってみたというのではないから、
当然我并没有真正做过这些菜,
ここのところ[16] は強く言うことはできない。どの道それはどこかで玄人[17] の作
因而不能在这里过于强调 但不管怎么说有一点是可以肯定的,那
ったものとは違った料理になるに決まっている。またそうでなければ、玄人
就是学做的菜与那些内行做的菜不同。 要不然就失去了内行存在的理
の存在理由がなくなってしまうであろう。
由。
画面を見ていると、料理の先生は布巾[18] で中華鍋[19] の端[20] を持って、
在电视屏幕上,教炒菜的老师用抹布裹着中式炒菜锅的一端,
ひょいと軽く左手を揺する[21] 。そうすると鍋の中のものがひらりと[22] 裏返し[23]
突然轻巧地摇动左手, 于是锅中东西就轻轻地翻了过来。
になる。あの左手には少しの力も入っていない。まるで遊びごと[24] のよう
那左手一点也没有用力, 好像在玩儿似地左手握住
に鍋に左手を添えて[25] ちょい[26] と揺する。すると中のものがひらりと返る[27] 。実
锅柄轻轻一翻, 锅中的东西便又翻了过来。 不错,
は、材料がどうのこうの[28] 調味料がどうのこうのということは、なるほど
事实上他们确实能把材料和调味品等等准确地教给别人,
的確に人に教えられても、あの「左手でひらり」は人に教えること
但他们却无法将“用左手握锅连翻”这一招教给
はできないのである。ところが、料理することの全体[29] は、いわばそういうた
别人。 然而, 这做菜的技术可以说就是建筑在这众多小小的技巧
くさんのちょっとした技術の上に成り立って[30] いるのである。あの「左手で
之上的 “用左手轻巧地
ひらり」は、言ってみれば[31] 料理することの前提[32] なのである。極端[33] に言え
握锅连翻”一招,说起来还是做菜的前提。 说得极端一点,
ば料理以前の事柄[34] なのである。そしてそういう前提、そういう料理
是做菜之前的准备工作。 只有有了这种做菜前的准备为基础,
以前の事柄を土台[35] にして初めてそもそも[36] 料理するということが可能に
才使做菜技术有了产生的可能。(~て初めて~する有了……前提才)
なってくるのである。さて、その「左手でひらり」は決して[37] 人に教えるこ
然而这“用左手轻巧地握锅连翻”一招却是绝对无法用语言传
とはできないのだ。そういうちょっとした技術は、永年[38] の間にわたって[39]
授给别人的。 这种小小的技巧必须是在常年的做菜生涯中,
料理をしている間に、フライパン[40] や中華鍋に付き合っている間に、
在与长柄锅和中式菜锅的长期打交道中,
じがに[41] 体で覚えなければならないものなのである。そして料理とは、そう
亲身体会出来的。(体で覚える动用五官来感知) 做菜就是建立在这些细小
いう些細[42] な、自分の体で体得[43] しなければならない技術の上に初めて
的、必须自己亲身体会的技巧之上的。
成り立っているのである。
私はもう永年の間、面白半分に自分でオムライス[44] や炒飯
长期以来我半真半玩地自己做着蛋皮包饭和炒饭等。
を作ってきた。と言っては言い過ぎで、作ろうと試みて[45] きた。ところが左手
(我一直做这些料理)这么说有点夸张,是我自己想做而进行的尝试。但那摇动左手
を揺すって鍋の中のものをひらりと裏返しにする、あれがどうしてもうまく
轻巧地把锅中的东西(正反)翻过来这一招却怎么也做不好,
できない。いまだに[46] ダメなのである。ちょっと力を入れると、中のものなるほ
而且至今还不行。 稍用一点力气, 锅中的东西虽翻
ど裏返しになることはなるが、鍋の手前[47] の方までどさりと[48] 返ってきて、
过来了, 但是却扑通一声落在锅子的外边,
飯粒[49] が外に零れる[50] 。力を入れなければ、中のものはひっくり返らない[51] 。
饭粒都掉到了国外。 不用力锅中的东西又翻不过来。
どうして、どうして、中華鍋の端をふきんでつまんで[52] 、ひょい、ひらりとい
为什么? 为什么? 我握着裹着抹布的中式菜锅的一端, 却无法做到那“突然
うわけにはまいらぬのである。
地,轻巧地握锅连翻”一招。(まいる 行く事情的进展)
またテレビで見ていると、料理の先生は肉などを鍋に入れてから、箸
再看那电视, 演出的老师将肉放进锅中后, 用筷子
の先[53] でちょい、ちょいとつついて肉を鍋の中で動かして[54] 回す[55] 。ああいう[56] こ
尖一下一下地翻动着锅中的肉。 这超出了
とも、[教える]ことの外[57] にはみ出て[58] いることであって、実は教えようにも教
“如此这般”教授的类容以外, 事实上想教也教不会。
えられないのである。
(只能通过自己看和体会才能学到)(ようにも想干什么也没法干)
話が少し大きくなるが、今日のような情報化社会における
可能我说得夸张了点, 今天这样的信息化社会,
教育や伝達[59] は、教えることのできるもの、伝達できるものはきちんと[60]
在教育和传授时, 那些属于可以教育或传授的东西当然可以准确地教会,
教えて伝達してくれるが、それ以前の「左手でひらり」的な事、つま
但那些“用左手轻巧地握锅连翻”一招之类的东西,
り年数[61] をかけて自分で会得[62] しなければならないようなものに関しては、
也就是那些必须通过一定的时间靠自己亲身体会和体验的东西,
奇妙[63] な口をつぐんで[64] いる。それも無理はないと思う。それは「教えられ」
却始终奇怪地守口如瓶。 其实我想这也并非不能理解。因为那是些无法言传的
ないのであるから。しかしそういうものの上に初めて料理なら料理という
东西, 而做菜等技术恰恰以此为基础。 (举例)
ものが乗っかているのである。けだし[65] どうやら[66] 情報化社会には、時間のか
(东京方言) 想来我总觉得如今的信息社会里存在着一种“危险”
かるもの、面倒なものの前を素通り[67] してしまうという「危険な」傾向[68] が
的倾向, 即人们忽略了时间长、难度高的技术。
あるらしい。
東京書籍「高校国語一」による
[1]⑤尽管到现在才
[2]つくづく②【副】痛切;深切
[3]真に?誠に◎【副】诚然
[4]懇切 ① 【名】【形動】恳切;诚恳
[5]分量③【名】分量;数量
[6]手順①◎ 【名】(工作的)次序,步骤
[7]③+③完善,无微不至『成』
[8]映し出す放映出
[9]錯覚◎ 【名?自动?三类】
错觉;错误的观念
[11]似たり寄ったり②④【連語】差不了多少;大同小异
[12]こしらえる◎【他动·二类】制造,做
[13]所詮◎ 【副】归根到底,结局,毕竟
[14]素人①②【名】外行,没有经验的人
[15]真似◎
【名·自他动·三类】模仿
[16]◎暂时,目前,眼下
[17]玄人①②【名】内行,行家;里手
[18]布巾②【名】(擦食器用)搌布,抹布
[19]④
【名】 中式炒菜锅
[20]端◎【名】头。端
[21]揺する◎【他五】摇晃;摇动
[22]ひらり②③轻轻地
[23]裏返し③【名】
表里相反;翻过来
[24]遊び事◎
【名】玩;游戏;消遣
[25]添える◎
【他动·二类】添,附加,附上
[26]ちょい①【副】稍微。一点儿
[27]还原,恢复。恢复原有状态
这么那么
[29]全体◎① 【名】全体。整体。全部
[30]成り立つ◎【自五】构成,组成,形成
[31]换句话说
[32]前提◎ 【名】事物发生的必要条件
[33]極端③【名】【形动】极端
[34]事柄◎ 【名】事情,事体;事态
[35]土台◎
【名】基础
[36]そもそも①【副】究竟,毕竟。
[37]決して◎
【副】绝对(不),断然(不)
[38]永年◎【名】多年;漫长的岁月
[39]渡る◎ 【自動】渡,过
フライパン◎frypan煎锅
[41]自我①【名】自我;自己
[42]些細◎
【形动】琐碎
[43]体得 日 【たいとく】 【taitoku】◎
【名】
【自サ】体会;领会;体验
[44]オムライス③【名】【和制法语】
omelette rice 鸡蛋饼包饭
[45]試みる④【他动?二类】试验一下
[47]手前◎
【名】跟前儿,离身体较近
どさりと扑通一声
[49]飯粒③
饭粒
[50]零れる③ 【自动?二类】洒,洒落
[51]ひっくり返る⑤【ひっくり返る】【自动·一类】
(1)倒,翻,反。(上下·表裏が逆になる。さかさまになる。)
(2)翻倒。(立っているものや正しく置かれているものが倒れる。)
(3)躺下,倒下。(人が仰向けに寝ころがる。)
(4)逆转,颠倒过来。(決まっている序列や関係が逆になる。)
△試合がひっくり返る。/比赛形势逆转。
[52]撮む◎ 【他五】捏;抓
[53]先◎【名】尖儿,尖端,头儿,末梢
[54]動かす③ 【他动·一类】动;摇动
[55]回す◎ 【他动?一类】转,转动
[56]ああいう如此那般
[57]所定范围以外的外面
[58]はみ出る③【自一】溢出,露出,挤出
[59]伝達◎【名?他动?三类】传达
[60]きちんと②【副】正,恰当
[61]年数③
【名】年数;年头
[62]会得①
【名】【他サ】领会
[63]奇妙① 【名·形动】奇妙
[64]つぐむ②
闭口,缄口
[65]蓋し①
盖,大概,想来
[66]どうやら①【副】好容易才
[67]素通り② 【名】【自サ】过门不入