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上外《日语综合教程》第三册
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连一句寒暄语都说不周全。
かつてはよくそう言ったものだが、このごろはあまり耳にしなくなった。みんなが
曾经经常能听到这样的话。 最近不太听得到了。 这并不是
まっとう[2] な口がつけるようになったからではなく、あいさつが、おろそかに[3] されている
因为大家都变得能一本正经地说话了, 而是寒暄语开始被人们不太当回事
のだ。
了。
職場の人に対しても、知らん顔してあいさつをしない新人類[4] が話題に
即便是面对工作上的人, 也不进行寒暄,就好像不知道要做这件事一样,那样的“新
なってからずいぶんになるが、今はその二世[5] が活躍している。
人类”成为热议话题已是很久前的事了,如今活跃着的是他们的第二代。
「若いものは口のきき方を知らない」などと嘆く[6] 年配[7] の人たちにしても、
那些感慨道:“年轻人完全不知道该怎样讲话”的中年人,
しっかり[8] した心得[9] があるわけではなく、危なく、ふらついている[10] ことが少なくない。
也并非就很会使用寒暄语,很多时候他们自己也是用不好,不知道该怎么用。
朝会ったら「おはよう」「おはようございます」くらいは子どもでも知っているけ
早上见了面说“你早”“早上好”这样的话,小孩子也知道,
れど、昼時の「こんにちは」になると、少し怪しく[11] なる。夕方以降の「こんば
但是,到了中午的时候再说“你好”就有点怪怪的。 过了傍晚以后的“晚上好”
也让人觉得有点抵触情绪。
「暑いですね」「お変わりありませんか」「お久しぶりですね」などが普通である。
“真热啊” “你一切还好吗” “好久不见啊”等等,都是很常见的。
大阪人说的“你赚钱了吗?”则听上去有些亲切之感。
時と場合によって、適宜[14] 、使い分けるのはなかなかホネである。そこで、何で
骨②【形动】 麻烦、辛苦的。困难的。この仕事はなかなか骨だ。/这份工作非常辛苦。
根据不同的时间和场合,能够恰当地区分使用不同的寒暄语是相当难的事。于是,据
も「どうも、どうも」で片付ける[15] ことを考え出したのは、戦後も早い頃のサラ
说战后不久那段时期,职场白领中就有人想出:索性什么都用“DOMO”来解决好了。
リーマンであったと言われる。
会って、「どうも、どうも」、別れるときも「どうも、どうも」、ありがとうも「ど
既然见了面是“DOMO”, 分别时也是“DOMO”, 感谢时也是“DOMO”,
うも、どうも」なら、すみませんも、やはり(「どうも、どうも」で済むから、便利、重宝[16]
那么道歉时也一样用“DOMO”来解决吧,人们觉得很方便,把这个词当
である。ひと頃[17] はいささか[18] 乱用[19] 気味[20] であったが、近年は、少し下火[21] になったよ
作宝贝一般。一度时期甚至觉得有点滥用的感觉, 不过近些年这种趋势呈现了衰退。
うである。いかにも[22] 軽いと感じられるのであろうか。はっきり嫌う人もいる。
或许是让人觉得非常不实在, 有人明确表明很讨厌 “DOMO”的滥用。
町中[23] で知らない人に呼びかける[24] 時の適当なことばがない。「もしもし」では
在大街上想要叫住不认识的人时,没有合适的词语。 “MOSHIMOSHI”很
おかしい。「ちよっと」では失礼だ、というので「すみません」を使う人が多いが、
奇怪。 “CHOTTO”又很失礼, 所以很多人会用“SUMIMASEN”。
別に悪いこともしていないのに、なぜ謝るのか、と理屈[25] をこねる[26] 向き[27] もある。あ
但爱转牛角尖的人就会质疑道:其实并没有做什么坏事,为什么要道歉? 寒
いさつは理屈ではないが、「失礼ですが」なら無難[28] だろう。この「が」を使えるの
暄语并不是讲道理, 如果用“SHITUREIDESUGA”这样的话总没问题吧。会用这个“GA”
正是大人们心里微妙的感觉。
手紙の始めに時候[30] のあいさつを述べるのがわが国特有の習慣で、
特有【とくゆう】◎【名·形动】特有。特别具备的。
在书信的开头会写一些气候的寒暄语,这是我国特有的习惯,
外国には見られない。そのせいか、この頃はだんだん[31] 書かれなくなった。いきなり
在外国看不到。 或许是因为这个原因,最近人们越来越不写这样的季节寒暄语了。
用件へ入る手紙が増えている。若い人には、歯の浮くような文句が美しい
用件【ようけん】③【名】事,事情。 浮く[0]〈自五〉漂?浮?漂浮?
歯の~ようなお世辞/肉麻的吹捧?
文句①【名】词句,话语。
单刀直入地进入正文的信件正在增多。年轻人中也有人不觉得那样的肉麻的语句有什么美。
と思われないということもある。
手紙以上に厄介[32] なのが、電話のかけ方で、しっかりしたスタイルがないか
比书信更麻烦的, 就是打电话。 因为没有完备的固定套路,
ら、めいめい[33] 我が流[34] でやっている。親しい間だったら、あいさつ抜き[35] でいいが、
所以大家都是按照各自的风格来打的。如果是亲近的关系的话,就可以免掉寒暄,
如果是稍稍正式的时候还有工作场合的话就需要花一番工夫了。
うちにいると、毎日、セールスの電話が何本もかかってくるが、気持ちのい
在家里每天都会接到好几个推销的电话, 几乎没有让
いのはほとんどない。早口[37] で、ぶっつけ[38] 用件をまくし立てる[39] 。自分の所属[40] 、勤
人感觉舒服的。 都是语速很快的,直接就喋喋不休地讲正题。 暧昧地自报一下单位
め先をあいまい[41] に名乗る[42] から、いかにも[43] うさんくさい[44] 感じを与えるものである。う
和部门, 让人觉得十分可疑。 思
まい言い方を考えるのもビジネスのうちだろう。
考巧妙地说话方式也是商务的一环吧。
だいたい、あいさつは単なる虚辞[45] ではない。人と人が接触[46] すれば、必ず
一般地, 寒暄语并不只是简单的假话。 人和人接触中必然会产生一定程度的紧
何がしかの緊張、心理的摩擦[47] を生ずる。それを発散し緩和するのが、
生ずる◎③【自动·他动·三类】生,长 発散◎【名·自他サ】发散,散发。
なにがし[1][2]〔△某〕〈代〉某某? 緩和◎【名·自他动·三类】缓和;和缓。
张和心理摩擦。 发散和缓和这种紧张及摩擦的正是
あいさつである。
寒暄语。
広い意味で、あいさつのない社会はないが、まだ社会性を身につけていな
从广义上讲, 没有寒暄的社会是不存在的,但是,对于尚未具备社会性的孩子来说,
い子どもにあいさつができないのは仕方がない。
不会使用寒暄语也是没办法的。
あいさつを他人に対するサービスのように考えるのは間違っている。世間[48] に
把寒暄语认为是对他人的服务一样的东西是错误的。 寒暄语
見せている自分の顔を恥ずかしくないようにするためのたしなみ[49] である。
是人们在把自己的面容展现给外界时,为了不要弄得难为情而具备的一种喜好。
宮崎県の諸塚村ではよそ[50] から来た人にも、村中の人があいさつをす
在宫崎县的诸塚村, 全村的人都会对外地来的人打招呼。
る。小中学生まで旅行者に「おはようございます」と声をかける。それ
连中小学生都会对前来旅游的人说早上好。 对此
に感心した人はいつまでも、爽やかな印象を忘れない。
十分触动的人永远也不会忘记听到寒暄时留下的那种爽朗的印象。
誰でも、あいさつ一つで、好ましい印象を与えることはできる。そうい
无论是谁都可以仅仅通过一句寒暄问候就给人好感。 能够觉
うことばに注意しなくてはいけないということに気づくのが大人である。
察到这一点,要自己必须注意这些语句的人才是大人。
あいさつ、人のためならず。
寒暄问候并不是为了别人(更会给自己带来好处)。
(「日本語の作法」外山滋比古 日経BP社2008年)
[1]ろくに【碌に】
[よく]很好地;[満足のいくように]令人满意地;[まじめに]正经地?
~日本語も話せない/连日语都讲不好?
[2]全う◎【副】正经,认真。(まったくの転?)
[3]おろそか[2]〈形動〉应该做的事不做,放置不管?忽视?草率?
[4]③新新人类
[5]二世①【名】二世;儿子
[6]嘆く②【自动·一类】叹息,叹气。悲叹,哀叹。
[7]年配◎【名】大致的年龄。(年のころ。)
[8]利索,利落,坚固,牢固,坚强,坚定?
[9]心得③④【名】经验,知识,心得,体会。
[10]ふらつ?く[0]〔自五〕想法或心情犹豫摇摆不定?犹豫不定?摇摆?
[11]怪しい◎③【形】奇异,奇怪;特别。
[12]抵抗【ていこう】◎【名·自サ】抵抗;反抗;抗拒。抵触,反感。
[13]愛嬌◎【名】和蔼可亲,可爱之处。 愛嬌がある。/可爱,有魅力。
[14]適宜①【副?形動】适宜,适当,合适。
[15]解决,处理?
[16]重宝◎【名?形动?他动?三类】便利,方便,适用。(便利なこと。)
[17]ひところ[2]〈名〉已经过去的某个期间?前一阵子?一个时期?一时?
[18]些か②【副】略;稍微;一点
[19]乱用【らんよう】◎【名】【他サ】滥用;乱用
[20]気味◎【接尾】(觉得)有点……,稍微……。
[21]下火◎【名】〔流行,势力等)衰退,微弱,不时兴,不流行。
[22]いかにも【如何にも】[2]〔ほんとうに,大いに〕实在,真(的)?
[23]町中[0]〈名〉
城镇中商店等集中的热闹的地方?街市?街里?市井?市廛?
[24]呼びかける④
【他动?二类】(打)招呼,呼唤(使对方注意)。
[25]理屈◎【名】理论。道理。理。理由。
[26]こねる②【他动?二类】搬弄。
理屈をこねる。/捏造理由,强词夺理。
[27]向き①【名】倾向;趋向。(傾向)
[28]無難◎【名形動】没有缺点,无可非议『成』,说得过去。
[29]センス①【名】【英】sense
(1)感觉;审美能力,美感。(感覚的能力。)
(2)常识。(常識。)
[30]時候◎【名】时令;季节
[31]ますます
[32]厄介①【名?形動】麻烦;难为;难对付。
[33]銘銘③【名】【副】各自;个个(同おのおの)
[34]流【りゅう】①流派。(派。)
[35]抜き①【名】省去,除去,取掉,拔出。
[36]改まる【あらたまる】④【自动?一类】故作庄重,一本正经,郑重其事
[37]早口②【名】说话快;嘴快
[38]打っ付け◎【名】最初;起头(同はじめ);不客气;开门见山;突然;直接
[39]まくし立てる [5]〔まくし立てる〕〈他下一〉势若悬河地说个不停?滔滔不绝地说?喋喋不休地说?
[40]所属◎【名?自动?三类】所属;附属
[41]曖昧◎【名?形动?三类】含糊,可疑。
[42]名乗る②【自动?他动?一类】自报姓名。
[43]いかにも[2]〈副〉无论怎么想,怎么看,总觉得是这样?总觉得?的确?挺?
[44]胡散臭い⑤【形】形迹可疑的,值得怀疑,不可靠,奇怪。
[45]虚辞①假话,谎言,虚词
[46]接触◎【名?自动?三类】靠近触摸。
[47]摩擦◎【名?自动?他动?三类】摩擦。
[48]世間①【名】世间,世上,世人。社会上,亦指社会上的人们。
[49]たしなみ [U]
[4][0]〔×嗜み〕〈名〉
在文化艺术等方面有某种程度的心得?爱好?素养?
[50]余所②①【名】别处;别的地方;远方;他乡;别人家