三、存在
現実に物事.人間などが価値あるものとしてある(いる)という意味を表す。「人間の存在する理由」「そういう現象は今なお存在している」という用法のほかに、「彼は歴史上もっとも不可解な存在のひとりだ」のような言い方には注意してほしい。
①. 形式はどうであろうと、田村にとって玲子は妻のような存在である。(无论形式上如何,对田村而言玲子如同是他的妻子一般。)
②. 賛成か反対かはっきりした態度を示さなければならない。どちらともっかないあいまいな存在はない。(赞成还是反对必须有个明确的态度,不存在糢棱两可的态度。)
③. あの人は課長じやないけど、課長並みの待遇を受けている特別な存在だ。(他是个特殊人物,不是科长却享受着科长待遇。)
④. 思えば、あの時期は死が本当に間近な存在だった。しかし死の怖さはあまりなかった。(想来那时死亡已经迫近,但我一点儿没有感到恐惧。)
⑤. 女の子はうれしげな表情になった、自分が見捨てられた存在でない、ことを知ったから。(女孩开始高兴起来。因为她知道自己并没有被人遗忘。)
四、そもそも?というものは 本来…
「そもそも?というのは」も言う。あるものの本質や基本的な性質を述べるのに使う。そのような本質を考慮に入れなぃ行動や意見に対して反論する場合に使われることが多い。「そもそも」は副詞や接続詞の用法があり、ここは接続詞の用法である。
①. 言うまでもないことだが、そもそも演劇というものは、洋の東西を問わず、神にささげる仮面劇をその起源としている。(当然,无论是东方还是西方,演剧原本都起源于敬神的假面剧。)
②. そもそもいびきというのは睡眠中の呼吸運動のアンバランス[1] に由来する音だから、それは病気じゃないという考え方がまず間違っている。(本来打呼噜是因睡眠中呼吸失去平衡而发出的声音,所以不把它当作病是错的。)
③. そもそも権威のことばであっても、それを鵜呑み[2] にせず、批判的検討を加えるというのは、大事な思考習慣だ。(本来对权威的话也不能盲目相信,而要批判地加以研究,这是非常重要的思维习惯」
④. そもそも運動というのは健康のために行うものだが、過度の運動で体を壊すこともしばしば起きている。(本来运动的目的是为了增进健康,但是由于运动过度伤害身体的事也时有发生。)
⑤. そもそも電話というものは相手に通話するために開発されたものだ。それなのに、留守番電話の開発によりその機能が失われてしまったのではないか。(本来研发电话的目的是为了和人通话。但是,录音电话的出现却使电话失去了这个功能。)
副詞の用法としては以下の例があり、「もともと」とほぼ同義である。(究竟,说到底)
①. そもそも小説を書こうと思い立ったきっかけは何だったんですか。(你究竟出于何种原因下决心开始写小说的呢?)
②. この事故はそもそも君の油断からおきたのだ。(这起事故说到底是因为你的说忽造成的.)
③. そもそも最初から間違っていると思う。(我想从一开始我们就错了。)
④. 携帯電話をもつ高校生が増えている。そもそも高校生には携帯が必要なのだろうか。(使用手机的高中生增多了。他们果真有必要用手机吗?)
⑤. 生まれて初めての運転だから彼は緊張して手に汗をかいていた。(说到底这是有生以来第一次开车、他紧张得手心都出汗了。)
[1]アンバランス③【あんばらんす】
【名】【英】unbalance
不平衡。(つりあいがとれないこと。不均衡。)
△収支のアンバランスを調整する。/调整收支不平衡。
[2]鵜呑み◎③【うのみ】
【名】【他サ】
整吞;囫囵吞枣;生吞活剥。(食物の丸呑みや、人の言葉の真偽などをよく考えず、そのまま受け入れる意などを表す。)
△人の話を鵜呑みにする。/盲信旁人的话。
△参考書の説明を鵜呑みにする。/囫囵吞枣地理解参考书的说明。
正文后面是不是少了五段左右呢
你猜对了,的确有不少错误,我一般只保证生词不要错,其他的就不认真了~