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そんな時、台詞にはリズムが生まれる。文章にもまた、リズムがなくてはならない。センテンスの長短[1] は、そのまま書き手自身の息づかいを感じさせなくてはならない。――いやにだらだら[2] と、何処までも続くセンテンスは鈍重[3] で切れ味[4] が悪い。といって、やたらにぶつぶつ[5] と、センテンスをこま切れ[6] にすればよいというのでもない。センテンスは短いほどよいという法則が影響力を持った時期もあったが、その主張は極端すぎて妙味[7] がない。やはり、ものにはほどがある。
短いセンテンスを積み重ねて[8] 、たたみかけて[9] いく呼吸。そして、長いセンテンスで、じっくり[10] と説いていく呼吸。そんな長短の配合[11] よろしき[12] を得て、初めて文章のリズムが生まれてくるものだ。
それを会得するために、自分の文書を朗読[13] してみることを勧めしたい。声に出して読んでみると、リズムのあるなしが実に明快[14] にわかってくる。そして、快いリズムのある文章には、退屈させずに引っ張って[15] いく力があり、読み手の心に食い込む[16] 説得力があるものだということが悟れる[17] だろう。
新しい言葉
目白押し
目白押し◎【めじろおし】
【名】
(1)拥挤,一个挨着一个。(多くのものが隙間なく並ぶこと。)
△目白押しの群衆。/拥挤的人群。
△予定が目白押しだ。/日程排得满满的。
(2)挤香油游戏。孩子们排成一排互相挤,被挤出队列外的排在队尾重新挤的游戏。(子供が一列に並んで押し合い、列外に押し出された者が列の端について押す遊び。)
翻って
翻って③【ひるがえって】
【副】
反过来,回过头来看。(これとは反対に。これとは別に。)
△翻ってわが国の現状を見るに。/反过来看看我国的现状。
△翻って考えると。/反过来考虑。
△私は悪人の死を望まない。翻って生きよ!/我不认为坏人都应该去死,反倒希望他们活着!
益する
益する③【えきする】
【他动·三类】
有益,裨益。(利益を与える。役に立つ。)
[1]長短①【ちょうたん】
【名】
(1)长的和短的,长度,长短。(長いことと短いこと。また、長さ。)
(2)长处和短处,优点和缺点。(長所と短所。)
△長短相補う。/取长补短。
(3)多余和不足。(余ることと足りないこと。)
[2]だらだら①【だらだら】
【副】
(1)滴滴答答地,往下直流(淌)。(ねばり気の強い液体が続けざまに流れ落ちる様子。)
△汗がだらだらと流れる。/汗不住地往下淌; 大汗淋漓。
△よだれをだらだら流す。/嘴里口水直流。
△血がだらだらと流れる。/血滴滴答答地直往下流,血流不止。
(2)倾斜度小而长。(なだらかな傾斜が長く続く様子。)
△だらだら坂。/慢坡,缓坡。
△だらだら下り。/坡度小而漫长的下坡。
(3)冗长,不简练,呶呶不休。(しまりの無い状態で、いつ終わるとも知れず続けられる様子。)
△だらだら仕事をする。/磨磨蹭蹭地工作。
△だらだらした文章。/不简练的文章。
△だらだらとテレビを見る。/电视看个没完没了。
△演説はだらだらと続いた。/演说非常冗长乏味。
△だらだらとしゃべる。/呶呶说个不休。
(4)渾渾噩噩,悠悠哉哉。(気分などがゆるんでしまりのないさま。)
△だらだら(と)した生活。/浑浑噩噩的生活。
[3]鈍重◎【どんじゅう】
【名】【形动】
笨重,迟钝,不机灵,反应慢。(動作や物事に対する反応がにぶくてのろいこと。また、そのさま。)
[4]切れ味②◎【きれあじ】
【名】
(1)快钝。(刃物の切れ具合。)
△切れ味のよい刀。/快刀,锋利的刀。
△さびているので切れ味が悪い。/因为上了锈不快。
△刀の切れ味を試す。/试验刀快不快。
(2)尖锐度。(言い方やの仕方の鋭さ。)
△切れ味のいい人物評論。/言辞尖锐的人物评论。
(3)技术手段的凌厉劲儿。(腕前や技の鋭さ。)
△切れ味のいいカーブ。/(棒球中)打出一条好弧线。
[5]ぶつぶつ③◎【ぶつぶつ】
【副】
(1)抱怨,牢骚,唠叨,嘟哝。(つぶやくようす。)
△何かぶつぶつひとり言を言っていた。/自言自语地嘟嘟哝哝。
△ぶつぶつ言う。/发牢骚。
(2)一段一段地(切)。(大きめに切るようす。)
(3)一颗颗……(小さな粒が並ぶようす。)
△汗がぶつぶつふきだす。/冒出一颗颗汗珠;满头大汗。
△顔ににきびがぶつぶつできている。/脸上长了许多粉刺。
(4)一个个(粒状)疙瘩。(粒状。)
△汁の中の小麦粉が溶けずにぶつぶつが残った。/汤里的面粉没化开,有很多小疙瘩。
(5)噗嗤噗嗤。(次々に刺すようす。)
△皮にぶつぶつ穴をあける。/在皮上噗嗤噗嗤地扎出窟窿来。
[6]細切れ◎【こまぎれ】
【名】
细条,碎片。(こまかく切ったもの。切ったきれはし。)
△布の細切れ。/碎布片。
△牛肉の細切れ。/碎牛肉块。
[7]妙味①③【みょうみ】
【名】
妙处,妙趣。(なんとも言えない味わい。非常にすぐれた趣。)
△妙味がある。/有妙趣。
[8]積み重ねる⑤【つみかさねる】
【他动·二类】
(1〕堆起来,垒积起来,摞起来。〔高く積みあげる。)
△箱を積み重ねる。/把箱子摞起来。
△米俵が山のように積み重ねてある。/米袋子堆积如山。
(2〕积累;继续。〔同じことをたび重ねる。続ける。)
△豊かな経験を積み重ねてきた。/积累了丰富的经验。
△努力を積み重ねる。/继续努力。
[9]畳み掛ける⑤【たたみかける】
【自动·一类】
接二连三地做〔说〕,说个不停,做个不停。(相手に余裕を与えないように、立て続けに行う。)
△畳み掛けて質問する。/问个不停。
[10]じっくり③【じっくり】
【副】
慢慢地;仔细地;不慌不忙;踏踏实实。(落ち着いて、ゆっくり物事をする様。)
△じっくり考える/踏实地思考。
△あわてないでじっくりやればなんとかなる/不要慌,慢慢来总会有办法。
△じっくりやるのがこつだ/诀窍是要稳扎稳打。
△あなたとじっくりお話ししたい/想和你好好谈一谈。
△じっくり時間をかける/踏踏实实地下功夫。
△じっくり腰をすえて仕事しなさい/要踏踏实实沉下心去做工作。
[11]配合◎【はいごう】
【名·他动·三类】
配合;调配;混合。(2種以上の物を取り合わせること。)
△色の配合がよい。/颜色配得好。
△薬を配合する。/配药。
△配合飼料。/混合饲料。
[12]よろしき【よろしき】
适当,合适,相宜.
[13]朗読◎【ろうどく】
【名·他动·三类】
朗读,朗诵。(声を出して詩·文章などを読むこと。)
△脚本の朗読。/朗读剧本。
△自作の詩の朗読会を開く。/举行自作诗朗诵会。
△詩を朗読する。/朗诵诗。
[14]明快◎【めいかい】
【名】【形动】
明快;条理清楚;平明易解。(筋道があきらかでわかりやすいこと。また、そのさま。)
△明快な説明。/明快的解释。
[15]引っ張る③【ひっぱる】
【他动·一类】
(1)拉,拽,扯,拉上,拖,牵引。(抓住棒或带状物的一端)向自己所在方向用力拉。(棒やひも状の物の一端を持って手前に強く引く。)
△耳を引っ張る。/扯耳朵。
△車を引っ張る。/拉车。
△ぐいと袖を引っ張る。/使劲拉袖子。
(2)拉上,拉紧,绷紧。引进,拉近,架设。把铁路,自来水管等铺设到某一地点。(鉄道·水道管などを、ある地点まで引く。)
△境界に綱を引っ張る。/分界处扯上绳子。
△ゴールにテープを引っ張る。/在终点处拉上终点线。
△へやごとに電話線を引っ張る。/给每个房间拉上电话线。
(3)强拉走,硬拉来。带走,拉走。〔むりにつれていく。連れてゆく。引いてゆく。〕
△警察に引っぱっていく。/揪到警察那里去。
△ものも言わさずに引っぱってくる。/不容分说地拉来。
△あちこち引っ張って歩く。/带着到处走。
△機関車が貨車を引っ張る。/机车把货车拉走。
△警察に引っ張られる。/被警察带走。
[16]食い込む③【くいこむ】
【自动·一类】
(1)深入,陷入。(物の中へ深く入り込む。)
△車輪がぬかるみに食い込む。/车轮陷入泥泞中。
△両手を縛った縄が肉に食い込んだ。/捆绑两臂的绳子勒进肉中。
(2)侵入,侵犯;挤进。(他の領分にまで入り込む。侵入する。)
△反対党の地盤に食い込む。/侵入反对党的地盘。
△上位に食い込む。/硬争了个〔好不容易〕名列前茅。
△あの先生の授業はいつも休み時間に食い込む。/那位老师上课常占休息时间。
(3)亏本;赔钱,损。(支出が所持金や元手を上回る。)
△1か月に5万円も家計に食い込んだ。/一个月家庭支出竟亏损了五万日元。
[17]悟る◎①【さとる】
【他五】
(1)悟,醒悟,觉悟,理解,领悟,认识,认清。(つまびらかに知る。物事の道理を明らかに知る。)
△あやまちを悟る/认识过错;明白过错。
△道理を悟る/领悟道理。
△自分の非を悟る/醒悟自己的错误。
△言外の意を悟る/领会到言外之意。
△翻然と悟る/恍然大悟;翻然悔悟。
(2)发现,察觉,看破。(推しはかって知る。察知する。)
△形勢の容易ならぬを悟る/认清情况的严重。
△陰謀を悟る/发现阴谋; 察觉阴谋。
△人にさとられるとたいへんだから油断をするな/要是被人发觉了可不得了,不要大意。
(3)〈仏〉开悟,悟道,了悟。(心の迷いを去って真理を体得する。煩悩(ぼんのう)を脱して涅槃(ねはん)を得る。)
△人生をすっかり悟る/了悟人生; 看破红尘。
箱書き 这里的意思是“分场景要点”