八、?からいいようなものの因为…幸好没…(但)
常体文につき、「?からそれほど大きな問題にならずにすんだ」という意味で、最惡な状態は避けられたという気持ちが含まれる。「?からいいが/けど」に似ているが、それより非難の気持ちが強い。
? 今日は学校の都合で短縮授業になったからいいようなもののこれからはちゃんと予習してこないとだめだよ。(今天因为学校提前下课,也就算了。可是今后不预习好来上课可不行.)
? 彼女が自分でやめると言い出したからいいようなものの、さもなければどう言って彼女をやめさせるのだろうか。(这次是她自己提出辞职还算好,否则你怎么跟她说让她辞职呢?】
? 彼の生活態度の甘えはひどい、今はまだ親がいるからいいようなものの、将来親がいなくなったらどうしようと考えているのか。(他对生活的严峻认识不够,现在父母健在还好,将来父母一旦不在了该怎么办,他想过没有?
? 二、三日の余分な食料があったからいいようなものの、山で遭難[1] した彼らは場合によっては命も危ういところだったね。(幸亏他们多带了两三天食物、否则他们在山里遭难有时说不定还有生命危险呢。)
九、心持ち(こころもち)稍微,有点儿
副詞。名詞としての「心持ち』は「気持ち」「心地』「心の持ち方」の意を表すが、副詞として使う場合、それほどはっきり感じられるわけではないが、度がごくわずかであるさまを表す。ほんの少し。やや。
? 空の色だけど、心持ちブルーを入れれば、お月様がもっと浮き彫り[2] になり、すばらしい絵になると思うが。(在天空的颜色里再略微加一点蓝色,这样月亮就被衬托得更明显,这幅画就会更完美。)
? とてもきれいな女の子だが、左の目が右の目より心持ち大きいのがちよっと残念である。(她是个非常漂亮的女孩子,可遗憾的是左眼比右眼略大了一点)
? 顔を心持ち右に向けてにっこりと笑ってくださいね。そのほうができた写真がきれいに見えるから。(请把脸稍微向右转一点,面带笑容,那样照出来的照片才好看。)
? この望遠レンズを心持ち右に移すと、北極星の位置に当たる。ほら、一番想いているのがそうじゃないか。(把望远镜略微向右移一点,就可以对准北极星了。瞧,最亮的一颗不就是它吗。)
十、身を任せる(みをまかせる)任凭,任其摆布,完全服从:委身于男人,许身于男人
相手の前に身を投げ出して、そのなすがままになったり、相手の思うようにさせる。また、特に女性が相手の男性にからだを許すという意味を表す。
? ときには船の快い揺れに身を任せることもストレス解消になるんだよ。(有时躺在小船里任其慢悠悠地摇晃也是消除精神疲劳的ー种方法。)
? その人は君臨する皇帝の使いと言う。その彼の強要に身を任せた結果、彼女は罪に手を染めてしまった。(这个人被称为皇帝的使者、由于屈服于他的強权,结果她就走上了犯罪之路」
? 彼女は素直な心を持って、湧き上がる喜びに身を任せながらこの上ない幸せを感じていた。(她用一颗纯朴的心去体会发自内心的喜悦,充分感受这人世间无上的幸福。)
? 傷を負わされて実家に戻ってきた。〈她不顾父母的反对委身于自己喜欢的男人,可结果身上带了17处伤回到了娘家。)
[1]遭難◎【そうなん】
【名】【自サ】
遇难,遇··。(山·海に行ったり乗り物·航空機を利用したりしている間に事故にあうこと。)
△火山の爆発で5名遭難した。/因火山爆发,有五人遇难。
△危うく遭··を免れた。/幸免于难。
△遭··現場。/遇难现场。
△遭難救··隊。/(遇难)救险队。
[2]浮き彫り◎【うきぼり】
【名】
(1)浮雕。刻画,···形象突出。(平らな面に模様や形が浮き出すように掘り上げた彫刻。)
△浮き彫りにする/刻成浮雕。
△浮き彫り細工/浮雕工艺。
△主人公の苦悩を浮き彫りにした/刻画出了主人公的苦恼。
(2)呈现,浮现。(ほかのものと区別してはっきりわかるよ···にそれを浮き出させること。)
△問題点が浮き彫りにされる/问题的关键点浮现。