七、さながら
副詞。文語的な表現で、ある物事状態を他の物事畠状態になぞらえていうときに、両者そっくりなほどよく似ているようすを表す。次のような用法がある。
1、名詞について「?そのまま」「?そっくり」という意を表す。(跟…一般,就跟……样)
? 雇われた季節労働者は朝起きるとすぐに畑に連れ出され、3度の食事も野外で取り、帰ると寝るだけ。その間は奴隷[1] さながらだ。何ら自由は許されない。(被雇用的短工一早起来后就被带到大田里,一日三餐也在大田里吃,回来后只是睡觉。雇用期间他们犹如奴隶一般,没有任何自由。)
? 彼は入社してまだ間もないが、機械の組み立てから梱包[2] まで熟練工[3] さながらの手早[4] さで仕事をこなしている。(他刚进公司不久,可是从组装到打包,他都已经能像熟练工人一祥干得迅速麻利。)
? 雇われ[5] の身の彼女が、その家の生活に慣れてくると、まるで主人さながらに家の中のことを取り仕切って[6] いる。(虽然她是被雇佣来的,但是当她习惯了这里的生活后,就像主任一样一手包揽了这个家庭的一切家务。)
? それは実戦さながらの迫力を感じさせる素晴らしい作品なので、おじいさんは気に入ってすぐに買ったのだ。(那是一幅十分优秀的作品,给人以一种亲临实战的感觉,扣人心弦,所以爷爷十分中意,马上把它买下来了。)
? あの屋敷[7] での最初の夜は君とともに過ごしたいのだ。(那幢房子装饰得十麵华,好像宫殿一祥。我要和你一起度过在那幢房子里的第一个夜晚。)
? 雪の積もった景色の眺めはさながら[8] 一幅[9] の絵のような美しさで、私は寒さも忘れしばらくはうっとり[10] と見入って[11] いた。(那一片积雪景色优美如画,我甚至忘却了寒冷,出神地在那里看了一会几。)
? 大きな翼と鋭い嘴[12] 、それはとても現実のものとは思えない、さながら神話[13] に出てくる怪鳥[14] の化身[15] のようだ。(大大的翅膀和尖尖的嘴,仿佛是神话中出现的怪物的化身,不敢相信它是现实生活中的东西。)
? 彼女は若者に似合わず[16] 物静[17] かで、微笑んだ[18] その顔はさながらモナリザ[19] を彷彿[20] とさせる。(她跟一般年轻人不同,非常文静,那微笑的脸蛋就像蒙娜丽莎一祥」
八、?心地(?ごこち)感觉,心情
接尾語。動詞の連用形や名詞について複合名詞をつくる。ある場面、状況、環境が「快適(不快)」で、精神的、肉体的抵抗がない(ある)状態を表す。
? 美しい音楽を聴きながら、乗り心地のよい車を運転するのは快適だ。(一边听着优美的音乐ー边驾驶舒适的小车,感觉太惬意了。)
? そのソファーは実に座りぬ心地が良く、友と待ち合わせの時刻をつい、うとうととしてしまった。(这张沙发实在句舒服,我坐在上面等朋友,不觉迷迷糊地搭起了瞌睡。)
? 部長に昇進[21] したとの知らせを受けると彼はすっかり上機嫌になって、夢見心地で周りからの祝福[22] を受けていた。(接到晋升部长的通知后他极度兴奋,好像陷入梦境一般,接受着周围人的祝福。)
? この靴はちょっと値段は高かったが、履き心地がとてもいいので、もう1足ほしいくらいだ。(这双鞋子虽然价格有些贵,但是穿起来很舒服,真想再买1双。)
[1]奴隷◎【どれい】【名】
(1)奴隶。(個人としての権利、自由を認められず、他人の所有物として取り扱われる人。)
△奴隷を解放する。/解放奴隶。
△人民を奴隷化する。/奴役人民。
(2)被某种东西束缚的奴隶。(あるもののとりになった人。)
△金銭の奴隷となる。/当金钱的奴隶。
△彼は恋の奴隷になっている。/他成了恋爱'的奴隶。
[2]梱包◎【こんぽう】【名·サ変他】
捆包,包装。(紙な··で包み、紐をかけて荷造りすること。また、その荷物。)
△紙で梱包する/用纸包装。
△荷物を梱包する/捆行李。
△梱包料/捆包费。
[3]熟練工③【じゅくれんこう】【名】
熟练工
[4]手早◎【てばや】【形動】
敏捷
[5]雇う②【やとう】【他动·一类】
(1)雇用。(賃金や料金を支払って、人を自由に使える状態に置く。)
△彼を当校の教師に雇おう。/聘他当本校教师。
△ガイドを雇う。/雇向导。
(2)租用。(賃金や料金を支払って、乗り物を自由に使える状態に置く。)
△船を雇う。/租船。
[6]仕切る②【しきる】【他动·一类】
(1)隔开,间隔开,区···开。(つづいているものを、いくつかの部分に分けへだてる。)
△カーテンで部屋を仕切る/用帘子把房间隔开。
(2)结帐,清账。(金の收支を計算して、しめくくる。)
(3)掌管,主持。
△彼は一人で会の運営を仕切っている/他一个人掌管着大会的运作。
[7]屋敷③【やしき】【名】
(1)房地,宅地,房屋和地产。(家を建てるために囲った、ひとくぎりの土地。)
△家屋敷を売り払う/卖出房屋及地皮。
△親の屋敷に家を建てる/在父母的宅地上盖房子。
(2)公馆,宅邸,住宅。(しっかりしたかこいがあって、庭なども広く、りっぱな家。)
△彼女は立派な屋敷に住んでいる/她住在豪华的宅院里。
△屋敷町/···馆街;宅邸区。
[8]宛ら◎【さながら】【副】
宛如,好像,如同。(非常に···く似ているさま。まるで。そっくり。)
△宛ら滝のような雨。/宛如瀑布一样的雨。
[9]一幅◎【いっぷく】【名】
一幅。(書画など、掛け物一···。)
△一幅の絵巻物。/一幅···卷。
[10]うっとり③【うっとり】【副·自动·三类】
因神魂颠倒而发···状。(美しい物などに心を奪われて快いさま。)
△うっとりと思い出にひたっている。/陶醉在回忆中。
△その雄大な風景にうっとりとみとれていた。/那壮丽的风景使人看得入迷。
△··の絶妙な調べにうっとりした。/为那种绝妙的曲调而心荡神驰。
[11]見入る②【みいる】【自他五】
注视;看入迷;看得出神。···気をつけて見る。じっと見つめる。また、見とれる。)
△画面に見入る。/看画儿看得出神。
[12]嘴①【はし】【名】
鸟嘴。(くちばし。)
△いすかのはしの食い違い。/事与愿违。
[13]神話◎【しんわ】【名】
(1)神话。自古以来在人们中间口头流传的以神为中心的故事。(古くから人々の間に語り継がれている、神を中心とした物語。)
(2)神话。古代人、未开化人将宇宙、人类、文化的起源等自然现象和社会现象理解为是超自然的存在参与的产物,并根据这种理解演绎成故事、传说。人们相信这是神圣的真实,并起到规范日常生活的功能。(宇宙·人間·文化の起源などを超自然的存在の関与の結果として基礎づけ、説明した話。神聖な真実として信じられ、日常生活の規範として機能することもある。)
[14]かいちょう【怪鳥】
怪鸟,异鸟?
[15]化身◎【けしん】【名】
(1)化身。(神仏が教化のために人間その他の姿を取り、この世に現われたもの。また、その姿。)
(2)神佛,鬼怪(的脸谱)。(歌舞伎で、化け物などのこと。また、それに扮するときの隈取り。)
△化身事。/鬼怪(出场的)戏剧。
[16]にあう【似合う】
[服などが]相称,相配,适称,合适;[マッチしている]协调;[男女が]般配?
▲彼女は黒がよく~/她穿黑色很相配?
▲この洋服はあなたによく~/这件西服对你很合适?
▲ふだんの彼には似合わないやり方だ/他的做法一反常态?
▲きみには似合わないことを言う/这不像你说的话;你不该说出这种话来?
▲この部屋には白いカーテンが~でしょう/这间屋子配白窗帘会很协调的?
▲きみは笑顔がいちばん~よ/你最适合笑?
▲彼女に~男性は少ない/能和她般配的男人不多?
[17]ものしずか【物静か】
(1)〔状況が〕寂静,平静,安静?
▲~なたたずまい/静悄悄的样子?
(2)〔態度が〕稳重,文静?
▲~な人/文静的人?
▲~な態度/文静的态度?
▲~に話す/安静地讲话?
[18]微笑む③【ほほえむ】【自动·一类】
(1)微笑。不发出声音轻微地笑。〔声をたてないでわずかに笑う。〕
△にっこりと微笑む。/嫣然一笑。
△ほほえみながら迎える。/笑脸相迎。
(2)初放,乍开,初绽。〔花のつぼみが少し開く。〕
△春になって庭の草花がほほえみ始めた。/到了春天,院里的草花渐渐开放。
[19]モナリザ
〈美〉蒙娜丽莎?
▲~の微笑/蒙娜丽莎的微笑?
[20]彷彿◎【ほうふつ】【名】【形动】
仿佛,似乎,好象,···想起。(ありありと想像すること。よく似ているものを見て、そのものを思い浮かべること。)
△郷里を彷彿とする。/联··起故乡。
[21]昇進◎【しょうしん】【名·自动·三类】
升进;晋级。···官等·位階·地位がのぼり進むこと。)
△部長に昇進する。/晋级为部长。
△昇進が早い。/升得快;晋级快。
△彼はすでに係長に昇進している。/他已经升任股长。
[22]祝福◎【しゅくふく】【名·他动·三类】
(1)庆祝。(幸福を祝うこと。)
△成功を祝福する。/祝成功。
(2)祝福,赐福。(キリスト教で神から賜る幸福。)
△牧師が祝福を与えた。/牧师给予了祝福。