三、?ような?ような 又像…又像…
正反対の内容や、矛盾する内容の事柄を並べ上げて、意味的に対立したり、矛盾する感覚、印象が話し手の共存することを表す話し言葉的な表現である。
①. 彼女は久しぶりに会うわが子を前に、その成長ぶりがうれしいような寂しような複雑な気持ちをどうすることもできないでいた。(好久未看到孩子了,现在面对孩子看到他的成长,她心里既高兴又有点寂寞,怎么都无法控制这种复杂的心情。)
②. ここで働いた6年は長かったような短かったような歳月でたくさんの思い出が走馬灯[1] のように次々と胸の内を駆け巡る。(在这里工作了5年,说长不长说短不短,许多回忆就像走马灯似的ー个接ー个地在我脑海里回旋。)
③. その人とはどこかで会ったことがあるようなないような記憶はぼんやり[2] として定か[3] でない。(我好像在什么地方见过他,又好像没见过他,记忆很模糊,連自己都吃不准。)
四、あえて(敢先て)
1、あえて?する(还是要…)(類語の学習を見る)
2「あえて?ば」の形で、「言う、説明する」など発言を表す動詞を伴い、反対されるのを覚悟した上で、自分の意見を述べるときに用いる。また、前置きとしての用法もある。(非要说的话,勉强地说)
①. 恨みを買うのを承知[4] の上であえていえば、彼女は波風[5] を立たせる人間で、入れるべきではないと思う。(我也知道说了会遭恨、可非要说的话,她是个会兴风作浪的人,我认为不应该要她。)
②. これは言いにくいことですが、あえて言わせていただければ、お宅の息子さんがこの事件の張本人[6] ですよ。(这话不太好说,可我还是要说,你儿子是这起事件的罪魁祸首。)
③. 読む価値のある本ではないと思うが、あえて説明すれば作家の自伝のようなもので、しかも自分の恋愛経験を元に書いたおもしろくないものだよ。(我认为这不是一本值得看的书。如果非让我说明的话,这是一部作家的自传,且是以他自己的恋爱经历为蓝本而写的书,不好看。)
④. こんな盛大[7] な宴会[8] で小生[9] の出番ではありませんが、あえで述べさせていたけれ这これから弊社のようなところにもやらせていただけたら、と考えおりますので、何卒[10] よろしくお願いいたします。(这么盛大的宴会不是我这种小人物出场的地方,但如果非要说两句的话,我想说,希望今后也能给我们样的公司创造ー些效劳的机会,请务必多加关照。)
3後ろに打ち消しの表現を伴い、「あえて?ない」の形で、「?する必要がない」
「?しなくてもいい』という意味。「あえて?及ばない」も同様の意味を表す。
(没必要…,不必要…)
①. 彼は昔みんなを裏切つたことがある。そんな人のために、あえて危険を冒してまで助けようとは思つていない(他以前曾经背叛过大家,我认为没有,要为了帮助这种人甚至去冒险。〉
②. 高い熱を出していながら、あえて同窓会に出ようとは思わない。(没有必要发着高烧去出席同学会。)
③. 事故を起こしたからといつて、あえて彼の名前を名簿[11] から取り消すことはないが、事故発生の原因を彼とよく分析[12] すべきだ。(没有必要因为他是事故的肇事者就把他的名字从名册中划掉,但是应该与他一起很好地分析一下事故发生的原因。)
[1]走馬灯◎【そうまとう】
【名】
走马灯.
[2]ぼんやり③【ぼんやり】
【副·名】
(1)模糊,不清楚。(はっきりしないさま。①形などがよく見えないさま。②物事があいまいであるさま。)
△霧が深くて··こう側の家がぼんやり見えるだけだった/因为雾重,对面的房子模模糊糊地看得见。
△船が霧の中からぼんやり見えてきた/一只船从雾中隐约出现。
△ぼんやりした記憶/模糊的记忆。
(2)无所事事。(何もせず活気がないさま。)
△一日中ぼんやりして暮らす/一天到晚,稀里糊涂〔无所事事〕地度过;终日无所用心。
△ぼんやり突···立っていないで、何か手つだえ。/别站着发呆,帮把手!
△ぼんやりしていて汽車を乗り違えた。/糊里糊涂地上错了火车。
△ぼんやりするな。/不要发呆;别心不在焉。
△ぼんやり考え込む。/呆呆地沉思。
[3]定か①【さだか】
【形动】
清楚;明确,确实··(たしかなさま。はっきりしているさま。分明。)
△定かには見えない。/看不清楚。
△闇の中にも定かに見えるテレビ塔。/在黑暗中也能看得很清楚的电视塔。
△その後の彼の動静は定かでない。/那以后他的消息不明。
[4]承知◎【しょうち】
【名·他动·三类】
(1)···意,赞成,答应;许可,允许。(人からの願い·依頼·要求などを聞き入れること。承諾(しょうだく)。)
△おたがいに承知··うえで。/在彼此同意之下。
△いっしょに行くと言って承知しない。/说非要一起去不行。
△外国に行きたいが母が承知しない。/我想要出国,可是母亲不答应。
△無理に承知させる。/··让人同意。
(2)知道··了解。(事情などを知ること。また、知っていること。わかっていること。)
△そんなことは百も承知のはずだ。/那种事本来明明知道。
△ご承知のとおり。/如您所知。
△承知の上でやったことだ。/明明知道而干的。
△そのことなら承知してます。/那件事我知道。
(3)原谅,饶恕。(相手の事情などを理解して許すこと。多く下に打消しの語を伴って用いる。)
△きちんと謝罪しなけれ··承知しない。/不好好赔礼道歉可不成。
△悪口を言うと承知しないぞ。/骂人可不饶你。
△だれがなんと言おうとこのおれが承知しない。/不管别人说什么,反正我不原谅。
[5]波風◎【なみかぜ】
【名】
(1)风浪。(波と···。)
△波風の立たない円満な家庭。/和睦美满的家庭。
(2)风波,纠纷。(比喩的に、もめごと、ごたごた。また、つらい体験。)
△波風の立たない円満な家庭。/和睦美满的家庭。
[6]張本人③【ちょうほんにん】
【名】
祸首,罪魁··肇事者。(その事件を起こすそもそもの原因となった人。または、悪事などのたくらみをした首謀者。)
△事件の張本人。/肇事者。
△今回の爆発を企てた張本人。/策划这次爆炸案的祸首。
△うわさをばらまいた張本人。/散播谣言的罪魁祸首。
[7]盛大◎【せいだい】
【形動】
盛大;隆重;宏··。(集会·儀式などが、盛んで大きいさま。極めて盛んなこと。)
△盛大な歓迎。/盛大的欢迎。
△盛大に祝う。/盛大地祝贺。
△盛大に商売をやっている。/做着大生意。
△ひとつ盛大にやろうじゃないか。/(酒宴上)我们大搞一番好不好·
[8]宴会◎【えんかい】
【名】
宴会。(人々が集··って酒食をともにし、楽しむ会。酒宴。)
△お別れの宴会。/告别宴会。
△宴会を催す。/举行宴会。
△宴会に出席する。/出席宴会。
△大小宴会のご用命に応じます。/承办大小筵席。
△宴会ホール。/宴会厅。
△宴会をする。/摆酒宴。
△宴会疲れ。/因连续参加酒宴而疲劳。
△宴会屋。/热心办酒席的人。
[9]小生①【しょうせい】
【名】
小生,鄙人,我··(主に手紙で、男子が自分を指して使う謙称。わたくし。)
△小生も元気です。/我也(托福)平安。
[10]何卒◎【なにとぞ】
【副】
(1)请。(相手に···して強く願い望む気持ちを表す。どうか。なんとか。「どうぞ」の改まった言い方。)
△何卒ご許可ください/务必请批准。
△何卒おゆるしください/请··谅;请您宽恕。
△何卒おから··を大切に/请保重身体。
(2)设法,想办法。(どうにかして。なんとかして。)
△何卒大学に合格するように/祝你一定考上大学;老天爷,请保佑我考上大学。
[11]名簿◎【めいぼ】
【名】
名簿,名册,名单(··名などを書き記した帳簿)。
△同窓会名簿/同窗会名簿。
△··ラスの名簿/全班同学名单。
△会員の名簿を作成する/编会员名册。
△彼は名簿から除かれた/他从名单里被删掉了。
[12]分析◎【ぶんせき】
【名·他サ】
(1)〈化〉··析,化验(物質を成分に分けてしらべること)
△定量分析/定量分析。
(2)分析,剖析··複雑で入りくんだ物事を、要素や性質に分けること)
△自己を分析する/剖析自己。
△分析を深める/深入分析。