のは、まさにこの「ドアを通過[1] した時」をもって完了[2] と見なされる[3] のであって、そこに
“跨过门槛”为进入屋子的, 并不存
は垂直[4] 方向の位相[5] 差は存在せず、もっぱら[6] 水平[7] 方向の境界[8] かあるにすぎない。した
在着垂直方向的相位差, 只不过有水平方向的界线。 因此,
かって、どのようにドアを開け、スマートに客を迎え入れる形を示すか、西欧[9] では、
怎样开门, 以怎样的姿态潇洒迎客, 西欧在礼仪
そういうことに礼儀[10] 上の洗礼[11] が加えられてきたのである。
上对此是很讲究的。
基本的には、玄関のドアの開く方向の違いにはこういう文化的意義[12] の相違[13] が内在
我认为,总的来说,在大门打开方向的不同中,就有着这种文化意义上的差异。
[14] していると私は考える。
それだけではない。昔も今もつねに[15] 「土間」である玄関には、客の履物[16] か、次々
不仅如此, 在过去和现在一直都不铺设堆板的进门处, 客人逐次将鞋子脱
と脱いで置かれるということもまた、むろん重要なファクター[17] であった。昔、多くの
下放好当然也是重要的因素。 过去大多数
玄関は「引き戸[18] 」であったから、玄関に履物が置かれていても玄関戸の開閉[19] にはいっ
的门都是“横拉门”, 所以即使在进门处放上鞋子也不会影响到大门的开合。
こう[20] 差し支え[21] がなかったのだが、これが玄関の西洋化にともなって、ドア化されたとき
随着大门的欧化, 变成了推门,
に、従来[22] の日本的土間玄関には内側に向かってドアを開くだけの空間的余裕[23] がなか
传统的日式不铺地板的进门处,就没有了向内侧开门的余地了。
ったのである。そこには上がりかまちがあり、靴脱ぎ[24] の台があり、下駄箱[25] などがあり、脱
那里有人门横框、 脱鞋的座儿、 放木屐的鞋箱和脱下来
がれた履き物などがある、そういう内外の接点[26] 的機能を果たす玄関の内部にある全て
的鞋子什么的, 如果门侵人内部的话,会将大门(起到内外接点作用〉内的所有
のものをなぎ払って[27] 内側にドアが侵入するなどは、機能的に見て極めて不都合[28] があっ
东西都一并扫出, 这从功能上来看是极不方便的。
たに違いない。
[1]通過◎【つうか】【名·自动·三类】
(1)不停顿地通过。(通り過ぎること。)
△北京から広州へは武漢を通過してゆく。/从北京到广州要经过武汉。
△船は海峡を通過して西へ進んだ。/船通过海峡向西驶去。
△通過経路。/通过的路径。
(2)无妨碍的顺利通过。(さわりなく通ること。)
△道が狭くて車が通過できない。/路太窄,汽车不能通过。
△通過列車。/经由列车。
△試験を無事に通過した。/顺利通过了考试。
(3)在国会等机构中议案被通过。(議会など···議案が可決されること。)
△···案は今度の国会を通過しそうもない。/议案不见得能在这届国会通过。
[2]完了◎【かんりょう】【名·自他动·三类】
(1)完结,完了。(完全に終わること。)
△仕事の完了を急ぐ。/急于赶完工作。
△2年間の軍務を完了する。/服完两年的军务。
△任務を完了する。/完成任务。
(2)终止,语法用语。(動··の完結、または完結した結果の存続状態を示す形式。)
△完了形。/完成体。
△完了時制。/完成时态。
[3]見なす◎②【みなす】【他动·一类】
看作,认为,当作。(て、これこれだ、と判定したり仮定したりする。)
△オートバイに乗る少年を不良と見なす。/把骑摩托车的少年看作行为不端。
△証拠不十分と見なされ。/被认为证据不足。
△人生旅と見なす。/把人生当作旅途。
[4]垂直◎【すいちょく】【名】【形动】
(1)垂直。(まっすぐにたれる。)
△2線が垂直··交わる。/两线垂直相交。
△A···から直線BCに垂直な線を引く。/从A点向直线BC划一条垂(直)线。
△垂直線。/垂(直)线。
(2)与地面,垂直。(··面と直角。)
△垂直跳び。/··直跳。
△垂直に落下する。/··直落下。
△その壁は床に垂直··はなかった。/那座墙与地板不垂直,那座墙歪斜。
△垂直離着陸機。/垂直起降飞机。
△垂直降下。/垂直降落。
[5]位相◎【いそう】【名】
(1)相(位),位〔周,物,金,震〕相,形象,(月象)盈亏。(振動や波動のような周期的現象において,ある時刻·ある場所で,振動の過程がどの段階にあるかを示す変数。)
△位相角。/相位角。
△位相調整。/位相调准。
△位相波。/相波。
△位相変調。/相位调制,调相。
△位相計。/相位〔差〕计。
△位相定数。/相移常数。
(2)语相。(性別·年齢·職業など,社会集団の違い···場面の相違に応じて言葉の違いが現れる現象。この違いが現れた語を位相語という。)
△位相幾何学/··扑几何学。
[6]専ら①【もっぱら】【副】
(1)专(门);主要;净;专心致志『成』。(ひたすら;主に;それだけ;一心に。)
(2)专擅,独揽。(ほしいまま。)
△父は定年で会社を辞めてからは、もっぱら庭仕事をしています。
[7]水平◎【すいへい】【名·形動】
(1)水平。(静かな水面のように平らなこと。上がり下がりがないこと。傾きのないさま。たいら。)
△自分の体を水平に保つ。/使自己身体保持水平状态。
△はかりは水平な所に置かなければ正しく計れない。/磅秤不放在水平的地方,就称不准。
△水平角。/水平角。
△水平器。/水准器;水平器。
△水平距離。/水平距离。
△水平振子。/水平摆。
△水平分布。/水平分布。
(2)平衡,平稳,不升也不降3。(バランス。)
△成績は水平を保つ。/成绩保持平衡〔平稳〕。
[8]きょうかい【境界】
境界jìngjiè;[辺境の]疆界jiāngjiè,边界biānjiè,边疆biānjiāng.
▲ ~を定める/划定边界.
▲ ~を封鎖する/封锁fēngsuǒ边界.
▲ 哲学と宗教の~/哲学与宗教的界线.
▲ ~河川/边界河流;界河.
▲ ~線/(边)界线;分界线.
[9]西欧◎【せいおう】【名】
(1)欧洲,西方。(近東諸地域(Orient)に対してヨーロッパ、東洋に対して西洋をいう。)
△西欧人。/欧洲人。
(2)欧洲的西部,西欧。(ヨーロッパの西部。近代民主政治が早く発達したイギリス·フランス·オランダなどの諸国。西ヨーロッパ。)
△西欧諸国。/西欧各国。
[10]礼儀◎【れいぎ】【名】
礼,礼貌,礼仪,礼节,礼法。···人の行うべき礼の道。)
△礼···上。/礼节上,出于礼貌。
△···間なみの礼儀。/普通一般的礼节。
△わざとらしい礼儀。/故意做作的礼节,故作有礼。
△礼儀正しい人。/彬彬有礼的人。
△礼儀を守る。/遵守礼法。
△礼儀を欠く。/缺乏礼貌,有失礼貌。
△礼儀にかなう。/合乎礼貌〔礼节〕。
△礼儀にあわない。/不合礼貌。
△礼儀を無視する。/不顾〔不讲〕礼貌。
△そうするのは礼儀にもとる。/那样做是不礼貌的。
△近ごろ··若いものは礼儀をわきまえない。/近来的年轻人不懂礼貌。
△日本人は礼儀作法を重んずる。/日本人重视礼法。
[11]洗礼◎【せんれい】【名】
(1)洗礼,浸礼。(キリスト教で、信者となる時の儀式。)
(2)洗礼;经验;考验,锻炼。(体験。)
△革命の洗礼を受けた。/收到革命的洗礼。
[12]意義①【いぎ】【名】
(1)意义,意思。(言葉によって表される意味·内容。)
(2)意义,价值。(その事柄にふさわしい価値。)
△社会的意義のある事業。/有社会意义的事业。
△彼の今日までの努力はすべてその意義を失った。/他至今的努力全都失去了意义。
[13]相違◎【そうい】【名·サ変自】
不同;悬殊;差异。(··事の間に違いがあること。同じでないこと。)
△年齢の相違/年龄的悬殊。
△非常な相違がある/有很大差异。
△この記事は事実と相違する/这条消息与事实不符。
[14]内在◎【ないざい】【名】【自サ】
内在;固有;存在于内部
[15]常に①【つねに】【副】
常,时常,经常;不断;总,老(いつも。ふだん。たえず。永久に。必ず。)
△常にあること。/常有的事。
△常にこの薬を服用する。/常吃这种药。
△常に点検する。/经常检查。
△常に高い目標をめざす。/经常树立远大的目标;不断力争上游。
△常に準備をおこたらない。/常备不懈。
△彼らの判断は常にあやまている。/他们的估计总是错误的。
△常にめまぐるしく変化する。/变化无常。
△松は常に緑を保っている。/松树冬夏常青。
△彼は常に冷静だ。/他老是那么冷静。
△貨幣価値が常に安定している。/币值始终是稳定的。
[16]履物◎【はきもの】【名】
鞋类的总称。(草履·下駄····など、足にはくものの総称。)
[17]ファクター①【ファクター】【名】【英】factor
(1)因素,要素。(ある物事や状態が生じるもとになったもの。要素。要因。因子。)
(2)因子,因数,系数。(因数。)
△インパクト·ファクター。/冲击因数。
[18]引き戸②◎【ひきど】【名】
拉门。(横に引いて開閉する戸···)
△引き戸一枚。/一扇拉门···
[19]開閉◎【かいへい】【名】【他サ】
开关,开闭。(開く···とと閉じること。あけたて。)
△扉を開閉する。/开门和关门。
△扉の開閉は自動になっている。/门的开关是自动式的。
[20]一向◎【いっこう】【名·副】
完全,全然,一向,总,点儿也……。(ひたすらなこと。純粋なこと。いちず。)
△一向(に)に平気だ。/完全不在乎。
△一向(に)に驚かない。/毫不惊慌(在乎)。
△一向(に)に便りがない。/一点儿消息也没有;总不来信。
△一向(にに勉強する気配もみえない。/一点也看不出用功的样子。
[21]差し支え◎【さしつかえ】【名】
妨碍,障碍;有事情;不方···。(何かをするのに都合の悪い事情)
△べつに差し支えはない/没有什么障碍。
△いま差し支えがあって面会できない/现在有事情,不能会见。
△急に差し支えができて出席できない/因为突然发生一点事情不能出席。
△思わぬところに差し支えができた/意想不到的地方出了问题。
△明日なら,差し支えはありません/要是明天没有问题〔可以有空〕。
△お差し支えがあれ··のちほどまた伺いましょう/如果您不方便的话,回头我再来。
△彼がいなくてもいっこう差し支えない/他不在也毫无关系。
△わたし···行っても差し支えない/我去也无妨;我可以去。
△いつでも差し支えない/什么时候都可以。
△こういう手段を取っても差し支えなかろう/我想采取这种手段没关系吧。
△あの人はいま,···本一の科学者だと言っても差し支えない/可以说他是当代日本首屈一指的科学家。
△人間は働くために生きていると言っても差し支えない/不妨说人为劳动而活着。
[22]従来①【じゅうらい】【名】【副】
从来,以前;直到现···(以前から今まで。これまで。従前)。
△従来の考え/过去的想法。
△従来起こったことがない/从来没有发生过。
△従来のしきたりを守る/遵守以前的惯例。
△従来どおり/一如既往。
△会議は従来どおり続ける/会议照旧继续开。
[23]余裕◎【よゆう】【名】
(1)富余。(余りのあること。)
△忙しくて時間の余裕がない/忙得没有富余时间。
△発車までまだ30分ほど余裕がある/离开车还有三十分钟的富余时间。
(2)充裕从容。(焦らずゆったりしていること。)
△余裕のある態度/从容不迫的态度。
△収入は少なくても生活に余裕がある/收入虽然不多但生活很充裕。
△いつも心に余裕をもつ/经常保持从容镇静的心情。
[24]くつ‐ぬぎ【靴脱ぎ?沓脱ぎ】
玄関や縁側の上がり口などの?はきものをぬぐ所?
[25]下駄箱◎【げたばこ】【名】
鞋柜。(玄関などに置いて、···物を入れておく箱。)
△おし···れな下駄箱。/漂亮的鞋柜。
[26]接点②【せってん】【名】
(1)切点。(曲線や曲面の接線がその曲線や曲面と接する点。)
(2)接点,触点。(電気回路で、接触さ···て電流を通じさせる部分。)
△ 接点間隔。/接点间隙。
(3)接触点。(異なる物事がふれあう点。)
△ ふたつの文化の接点。/两种文化相接触的地方。
[27]なぎはらう [U]
なぎはら?う
[0][4]〔×薙ぎ払う〕〈他五〉
手にもった刀や棒など?長いものをいきおいよく振りまわす?また?そのようにしてものをたおす/把手中的刀?棒等长武器用力挥舞?也指以这种方式扫倒物体?横扫?
[28]不都合②【ふつごう】【名】【形動】
(1)不合适,不妥,不相宜,不便。(都合がわるいこと。便利のわるいこと。)
△旅行の日程に何か不都合はありませんか。/旅行日程有不合适的地方吗?
(2)行为不端;作风恶劣;没礼貌,没规矩。(道理···合わないこと。ふととぎ。)
△あの社員は不都合をはたらいて首になった。/那个职员因为行为不端被解雇了。
△人が寝ているのに大きな声で話すとは不都合だ。/别人正在睡觉,大声吵嚷,太不象话。