3、?一つ(?ひとつ)
体言について、それだけで他に何もないことを強調し、その物だけであるという意味を表す。(只,光,单)
①. 彼らの中に、相手の出方一つでどうにも態度を変えられる、実に要領のいい人が増えているのも亊実である。(事实上,他们中间那种处世圆滑的人越来越多。他们擅长根据对方的态度而随时改变自己的态度..)
②. 火事だと分かった瞬間、ぼくはすべて構う暇がなく体一つで脱出してきたのだから、周りのことなんか、全然気づいていない。(在发现火灾的刹那间,我顾不得一切,只身逃了出来,所以周围的事我根本没注意。)
③. 大気の中の酸素一つをとって考えても、生物の今日ある姿が地球の歴史の産物であることが分かる。(即使只从大气中的氧气考虑,也可以知道现今的生物,都是地球历史的产物。)
④. もう万事準備され、すべてが君の決心一つだ。こんないいチャンスを逃したら、それこそ二度と手に入らないよ。(万事俱备,一切就看你的决心了。你要是错过了这次机会,再也不会有第二次了。)
「(名詞)一つ?できない(可能動詞の否定形)」の形で、本来ならできるはずの簡単なことだが、それさえできないから、それ以上のことは当然何もできないという意味を強めて言うのに用いられる。話し手の否定的な気持ちを表す場合が多い。(连…都不会,选…都不能)
①. 今の若者は技能証書はたくさん持っているが、いざやらせると、何一つろくにできないのだ。(现在的年轻人虽然有很多技能证书,可是一旦让他们动手做,却什么也做不好。)
②. 英語を10年間勉強したというのに、外国人に会っても、挨拶一つ満足にできない。(虽说学了10年英语,可是遇到外国人时,连一句寒暄话都说不好。)
③. すべてとは言えないが、現代の女性はボタン一つつけられない人がざらにいる。(虽然不是所有的人,可是现代女性连ー颗钮颗都钉不好的大有人在。)
④. 機械音痴の僕は、事務のOA化について行けず、目の前にコンピュータがあっても、文字一つ打ち出せない。(我对机械没有感觉,所以跟不上办公自动
4、願ったりかなったり(ねがったりかなったリ〉正合心愿,求之不得
こちらの望んでいることと、相手の条件がうまく合って、ものごとが希望どおりに実現すること。すっかり思いどおりになることを表す。
①. 息子をヨーロッパ旅行に連れていってくださるなんて、これは願ったりかなったりの話で、ぜひお願いします。(带我儿子去欧洲旅游,这可是求之不得的大好事啊,那就拜托你了。)
②. もし、先方さんにそうしていただければ、願ったりかなったりですが、実際はなかなかそうしてもらえないでしよう。(如果对方能这样做,那是求之不得的。可是实际上他们不肯这么做的吧。)
③. 娘をあなたの家にホームステイさせていただけるとは願ったりかなったりのことで、何より安心だわ。(能让我女儿寄住在你家里学习可是求之不得的事啊,这比去任何地方都让我放心呢。)
④. そこへ行くのは交通の便も悪いし、困っていたの。あなたの車に同乗させてもらえれば.願ったりかなったりで、助かるわ。(去那儿交通很不方便,我正发愁呢。能搭你的车那是再好不过了,实在是帮了我的大忙。》
5、やたらに(と)胡乱,随便,任意,过分,非常,大量
形容動詞、副詞。形容動詞としては、正当な根拠や理白がなくいいかげんな様子。また、物事の程度が激しかったり、秩序がない様子を表す。[むやみやたらに」という形でそれを強めていう言い方もある。副詞の場合は「やたら(と)』の形で用いる。意味は同様
①. 日本がいかに湿潤な国であるか、私は外国を旅行するたびに思い知らされる。外国ではやたらに喉が渴くから。(每次到国外去都让我深切地体会到日本是ー个多么湿润的国家.因为在国外总让我感到十分ロ渴。)
②. マナー向上を唱えて以来、やたらと痰を吐く人は少なくなった。これがずっと続くといいけどね。(倡导精神文明以来,乱吐痰的人少了.要是能保持下去就好了。)
③. むやみやたらと人を集めるばかりではね、お客さんは大勢でも物見遊山では収益につながらないだろう。(过分招揽顾客的话,虽然人数增多了,但都是些游山玩水的人,并不能带来很大的收益。)
④. 他人のことをむやみやたらと非難ばかりして、相手のことを理解しようとしなければ友情は育たないだろう。(只是一味地胡乱批评别人,从不努力理解对方,这样的友谊恐怕不能长久吧」
6、?たて刚刚…的
接尾語。動詞連用形にっき、その動作が終わったばかりであることを表し「?して問がない」という意味を表す。
①. 長崎でとりたてのイカの刺身を食べたことがあるが、その味は東京当りヽスーパーで買ったそれと雲泥の差だ。(我曾在长崎吃过用刚捕到的墨鱼做成生鱼片’那味道与东京超市里买到的墨鱼生鱼片简直是天壤之別。)
②. 大学を出たての若い女に映画監督を頼む会社なんかありはしない。(没有一公司会去雇用一个刚从大学毕业的女孩当电影导演的。)
③. 僕は毎年のように、搗きたての餅を食べながらお正月の特別テレビ番組をるのだ。(我几乎每年都是ー边吃着刚做好的年糕,ー边看新春特别节目的。
④. 小学校に上がりたての頃、初めて母に買ってもらった凧がどうしても揚がなくて泣かんばかりになった記憶がある。(记得刚上小学时,第一次让母亲买来了风筝,却怎么也放不上天空去,我急得差点哭出来。)
7、同一語(文節)の重ね表現
日本語には物事を強調する表現はいくっかあるが、同一語や文節を重ねてちうことによって話し手の表す意味を強調することができる。なお、この場合訳文はそれぞれの文脈に従う。
①. 傷口から血があとからあとから出てくるのを見て、彼女は怖くなった。(看血不断地从伤ロ涌出来,她害怕了。)
②. 目の前に見えながら、砂丘の中を歩いても步いてもなかなか目的地に着かなく、木当にもどかしい。(虽然目的地就在眼前,可因为是在沙丘中,尽管走了又走,却怎么也走不到目的地,真让人着急。)
③. こういう住宅は建てても建てても需要に間に合わないのが不思議だが。(这住宅房子盖了又盖,却依然不能满足需求,真是不可思议。)
④. それは、夜は永遠に明けないのではないかと思えるほど長い長い一夜だた。(那是一个很长很长的夜晚,长得甚至让人觉得永远不会天亮了」